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第6話

Six
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2026/02/17 22:43 更新
廃墟ビル屋上
あなたの下の名前(最初でてこないよ)side
 忠告はした。もちろん、翠とサカキに。アイツラは、どこまで知っていたのだろうか。
あなた
あーあー、会いてえなあ……
無理だけど。
幼馴染であるあいつに本当は会いたい。無理だ。でも、会いたい。

あの時、俺は手を差し伸べなかった。見捨てた。その結果が、これだ。なんともまあ、惨めなもんだ。
依頼主
あ、あの……
あなた
ああ、君だったね
あなた
それで?誰を殺してほしいの?
依頼主
この写真のやつを……
あなた
…………高くないよ?
依頼主
わかってます、でもお願いします
依頼主
いくらでも払いますから
あなた
ふ〜ん、……わかりました。
受けましょう、この依頼
依頼主
ほ、ほんとうですか…!?ありがとうございます……!
依頼はまた、人殺し。ネストに依頼行くかな。そしたらまた、あいつに罪被せておしまいだけど。
やることは昔っから、何も変わりゃしねえな。
ずうっとおんなじ。あいつに助けられたときも、あいつを見捨てたときも。ずうっとおんなじところで止まってる。















俺らの時間は、止まってる。














あなた
ほいおしまいっと……
神流慈無全
こんにちは
神流慈無全
月が……綺麗ですね
あなた
!?
依頼を完了し、後片付けを終え、さっさと帰ろうとした時。あいつは現れた。満月の下から覗く真っ白な服と、俺とよくにた銀髪。






もう何年も会っていない、幼馴染サンガがいた。




あなた
な、なんで…、
神流慈無全
あれ?俺のこと忘れちゃった?
あなた
忘れるわけがない……
あなた
なんで俺がお前を忘れないといけない
神流慈無全
はは、冗談だよ
神流慈無全
……さっきね、サカキに会ったんだ
あなた
……へぇ?
神流慈無全
随分老けててね
神流慈無全
でも…頭はやっぱり冴えてるね
神流慈無全
ビビりだった頃とおんなじだ
そう懐かしそうに語るそいつは、嬉しそうな、悲しそうな表情をした。
神流慈無全
そうだ。今度飲みに行こうよ
神流慈無全
サカキと会ったおでん屋がまたすごいところでね、そこなら気軽に話せるから
あなた
………そう
あなた
俺も、さっきサカキに会いに行ったんだ
あなた
アイツまたシワが増えたか?
神流慈無全
そうかもね
あなた
……なあ、もう俺らは……
神流慈無全
それ以上は言わないで
神流慈無全
……さっきサカキにも言われちゃった
神流慈無全
でも、あなたの下の名前(最初でてこないよ)には言われたくない
あなた
そっか…ま、そうだよな
あなた
アイツのことだし、言ってるよな
あなた
……ほんとに、変わらない
そうだ、俺らの時代は、俺らが中心の時代は、もう終わったんだ。次の世代にもう、世代代わりしてる。



でも俺たちは?俺たちはずっと裏にいた。日陰にいた。表で代替わりしてようが関係ない。


俺等の時代は、ときは、全部があの時から止まってる。ハジメが死んだ夜も、俺がこいつに手を差し伸べなかった夜も。全部まだ、終わってない。



勝手に終わらされたって困る。多分無全も、同じ事を考えてる。
神流慈無全
……じゃあ、僕はこれで
神流慈無全
また会う日に、会おう
あなた
ああ
あなた
その日が…来たらな
はい!
あーお久しぶりで
やっっっと無全描けました
出したかったんだけど絡みないから
じゃあ、バイほの〜!

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