第12話

10話
285
2026/01/07 09:22 更新
─あなた視点─

あなた
おまたせ!
kne
僕も丁度さっき来たところだから全然待ってないよー

集合時間の4分前に到着したけど、叶くんは既にシンボルツリーの傍で待っていた

叶くんのこういう紳士な所にいちいち心臓が跳ねる

あなた
今日配信大丈夫なの?

なるべく小声で尋ねた

いくら声を変えているとはいえ、

配信の話してたら怪しまれてしまうかも
kne
なにが?
あなた
だって毎年クリスマスイブ配信してるし、、
kne
あぁ笑
今日夜は他のライバーたちが公式生放送するからって言って昼間に配信したから大丈夫だよ笑笑

あぁ、、イルミのための身支度してて完全に見逃したな、、帰ったら絶対アーカイブ見ます



ていうか夜配信キャンセルするのにそんな言い訳で大丈夫なの?

って思ったけど杞憂民になっちゃうから飲み込んだ
kne
じゃ、行こっか

あなた
うん、、!

心臓が脳天かち割って昇天するかと思うくらいドキドキしてる

今からディナーなのに緊張でお腹が空かない




『いらっしゃいませ。』
入店してすぐ、焼き鳥屋とは思えない上品なお出迎えをされた

貸切状態の店内で、私たちはど真ん中のカウンター席に座る


少し経って、貫禄ある大将から1本ずつ焼き鳥がでてきた
あなた
ぉゎ、、美味しい、、、
kne
んふ、良かった
うま!!!ってより、感動、、って感じ

こんなにツヤッツヤなぼんじり食べたことない


緊張で何も喉を通らなかったはずなのに

食べてて急にお腹がすいてきた
kne
ここ僕は結構気に入ってるお店なんだけど、あなたの口に合わなかったら、って内心不安だったから笑
あなた
と  っても美味しい、、!
こんなに美味しい焼き鳥人生で初めて食べた
kne
そんなに喜んで貰えて嬉しい笑



あっという間に食事がおわり、上着を羽織る
kne
大将、また来ますね

私も彼に続いて「美味しかったです」なんて言ってお店を出る

叶くんは入店してから退店に至るまで財布はおろかカードすら見せなかった

どうやら事前決済を済ませてくれていたらしい

どこまで紳士なのだろう
あなた
叶くん、今のお店本当に美味しかった、!ありがとう
kne
美味しいって言って貰えて良かったよ

美味しいご飯で体が少し温まって、
叶くんとの距離感も掴めてきたので

ようやく心が落ち着いてきた


ちょうどいい満腹感のまま、2人並んでイルミへ向かう
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

次回イルミデート

プリ小説オーディオドラマ