貴方を殺して1ヶ月以上。
そんな時、公演を訪れたら、彼女がいた。
俺のマスクとめがねが外れた時、彼女だけが、俺の方をずっと見つめてきた。
これはやばい、直感的にそう思って、俺は逃げた。
でも、正直もう隠すのも疲れた。
だから、俺は彼女の所に行って、声をかけることにした
彼女は泣いていた。
『ねぇ、お姉さん大丈夫?なんで泣いてるの?』
「、、、」
彼女は何も言わずに俺を睨みつけてきた。
あっ、これ俺のせいかな、
『ごめんね、』
気づいたらそう口にしていた。
「大丈夫なわけない、てかさ、謝って許すと思ってる?」
『っ、、、、』
「謝ってもお姉ちゃんは戻ってこないんだよ、、」
何も言えなかった、
「はい、反省はしてるんです、ほんとに」
『はぁ、?反省するんだったら最初っからやらないでよ!!ほんとありえない、』
「だから、俺、貴方との話が終わったら、警察行きます」
もう決めた。
俺が殺した人、彼女のお姉さん。
彼女は本当にあの人のことが好きだったんだろう。
彼女の人生を俺一人の勝手な都合で壊してしまった、その重大さを今更知って、俺は、警察に行くことにした。
「っ、、、行ってらっしゃい、」
『はい、あの、迷惑かけてしまって、ほんとにごめん』
「何今更、さっきも言ったじゃん、もう戻ってこないって」
『そ、そうですよね、すみません』
「私はあんたに謝って欲しい訳じゃないの、こんなこと言いたくないけど、もう過ぎたことだから、仕方ない、でしょ、?だから、もう謝らないで、私が悪いことしたみたい」
『はい、』
「分かったなら早く警察行ってもらえる?」
『わかりました、では』
彼女は何も言わなかった
俺の方に視線すらも向けないで、下を向いていた
俺は気付かないふりをして、警察に行った。
この景色も、もう見ることは無いのかな、
まぁ、俺に見る資格なんてないのか、笑
さようなら、
【完】












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。