これから入学式が始まるなんて
緊張してきちゃうな
早速1人友達ができたから
中学みたいに一人ぼっちに
なることはなさそうだけど
女の子とも友達になりたいな
鏡越しに呟く
女の子に嫉妬されやすいのか
昔から何度かはぶかれることが多かった
鏡には私が映っていて
いつ見ても整った顔だなーと思う
自分で言うのもあれだけど
小さい頃から可愛い可愛いと
大人たちに言われ続け
物心がついた時から自分は可愛いと
思っていた
昔のことを思い出していると
校内放送が鳴り
そろそろ入学式が始まるお知らせが来た
せっかく早く学校に着いたのに
トイレでぼーっとして
一生に一度の高校の入学式に
遅刻するなんてやだよ?!
走りながら曲がり角に出ると
ちょうどトイレの目の前にいた人に
ぶつかりそうになった
その人はスルッと華麗に避けて
衝突しそうになるのを回避させた
びっくりした。
私はその人の方を向いてみるも
その人は何事もなかったかのように
体育館とは別の方向へと向かっていった
スラッとした高身長で
顔は見えなかったけど
後ろ姿でわかる。
きっとイケメン!!
面食いな私にとって
イケメンは最高の大好物
いつかあの人にまた会えたらいいな
そう思いながら私は体育館へと
急ぎながら走って向かった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。