第8話

8.1
14
2026/05/31 02:45 更新
いつか前の事だった。

昔の記憶が殆ど無い私は、ヨコハマを彷徨っていた。
何も無い、空っぽだった頃。
或る日、其の日常は全て壊れた。
あなた
……誰?
目の前に、人が⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠少年が倒れていたからだ。
少し血が服に付いている。
怪我は見た処、無いから返り血だと思う。
あなた
……少年、大丈夫?
呼び掛けても反応無し。
困った。
此処に居たら居たで、第三者からは気味悪がられるだろう。

……
あなた
少年!
駄目だ。
あなた
仕方無い
あなた
治療してあげますか……
十年前に亡くなった母が医者だった。
だから小さい頃から、治療しているのは見て来た。

血はちっとも怖くない。
あなた
終わった……
云って、そんな怪我してないけど。

何で前回の掃除で、奥深くにしまったんだろう。
手当は楽なのに、探す方が大変だった。
あの時の自分を恨むわ。
少年
……?
あなた
お、起きたんだ少年
あなた
少年、名前は?
少年
……
無視か?
あなた
一応、応急処置はしたから
少年
……
あなた
だから、起きて早々、
あなた
拳銃を向けないでもらえます?
そうなのだ。
今、拳銃を向けらている。

倒れていた少年の付近に拳銃が落ちていた。
多分少年の物だろう、と思い拾った。
自分で拾った銃に、自分が餌食となるとは……
少年
……名前は?
あなた
あなたの名字
あなた
あなたの名字あなたの下の名前
あれ、此れ名前名乗って大丈夫なのか。
あなた
じゃあ、貴方は?
あなた
少年
少年
俺は










⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠_⁠織田作之助だ。










口調は判りません()
一応、探偵社設立秘話辺りの年齢です.

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