第78話

78.限定解除
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2025/06/04 07:39 更新


こんな俺に思わぬ仕事が入った。









とあるドラマの主演が決まり、





そのストーリーは








乗り物に密接したものだった。











車の免許を持ってても






大して乗らない











それどころか、










人の命を預かることなんてない。














車の免許なんて、身分証としてしか


もう使われない。














そんな俺に、ひとつの役作りをお願いされた。












『ミッション車の操作ができること』














オートマ車限定の俺が





役作りのために

















一発試験で合格なんて出来るわけなくて












限定解除のために



マネージャーにすすめられた教習所へ通うことに。






















それは、メンバーには内緒にするつもりだった。















……それなのに…
















M.rn
M.rn
いまからっすよね?
教習所ファイトっすーー!














その一言でみんなが振り向いた。
















そのうち、




青ざめた顔したのは、

























ふっか、照、佐久間だった。






























そう、
















俺が通うことになる教習所は……


























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あなた
はーい、よろしくね。









この美人な先生がいる教習所だった。


















あなた
では、操作方法教えますので
よく見ててくださいね。









綺麗な指先は決して派手でも華やかでもない






日焼け止めだけを塗ったかのような透明感









吸い込まれるかのような凛とした瞳、
















全てが美しかった。



















あなた
はい、今これが一通りの基本操作ね。
さ、運転席変わりますよ、
運転してみましょう。












衝撃的だった。












『透き通ってる』という言葉が
何よりも似合う女性だった








思わず指を見た。













薬指には、









指輪がない。



















この先生と付き合う人は



どんな人だろうか……って





















だけどチラリと見えた
胸ポケットに紫色のペン数本。














あなた
ん、上手上手〜





褒められながら進む教習……。












あれ、俺ってアイドルだけど……






なんとも思わないのかな……?


















まあ、何か言われても面倒だし…
このまま黙っておくか。





























気持ちの余裕が生まれたその時……、














『『『『『『『ガコッッ!!』』』』』』』











エンストしてしまった。
















あなた
はい、冷静に〜
クラッチペダル、ブレーキペダル
しっかり踏んでエンジンをON。











あなた
渡辺くん、慌てないで。
大丈夫だから、、ね。



W.Sht
W.Sht
はいっ、、、






1コマ50分の教習で、
たった1度だけ俺の名を呼んでくれた。













俺の名を呼んでくれたその声に



その瞳に














俺はものすごく安心した。



















……この人が、











ふっかの彼女なんだ…。

















なんか…妬けるな……。ウザ。




























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