今がいいの………
ずっと童磨様の隣にいたいのに……
パシッ………
童磨様に腕を掴まれて、すごい力で押されてしまった。
バタンッ………(倒)
童磨様は冷たい目をして上から私を見おろしていた。童磨様の瞳に色は無かった。
その瞬間、ようやく自分が童磨様に倒されたのだと気づく
なんで………どうして……
童磨様はいつもそんな事しないのに
酷い……
酷い……
私のことは廊下で放置するの?
今ならまだ追いかければ間に合う距離だったけど、そんな気にはなれなかった。
2人が並んで歩いて行くのをただぼんやりと見ていた。
もしかしたら童磨様が戻ってきてくれるかもしれない…そう思ってしばらく待っていたけど、誰も来なかった。
in部屋
本当は屋敷を飛び出して太陽の光で燃えてやろうと思ったけど、そんな事をする勇気は私には無かった。
トントン……🚪
誰……
扉の方を見ていると、扉がほんの少しだけ開いた。
童磨様の……分身
御子……だっけ
小さい童磨様は私のところに近づくと、私の前に座った
部屋がちょっと冷たくなったような気がする
小さい童磨様はうんうんと頷いていた。
私のことなんてどうでもよくなったのかな……
どうでもいいから、私のことを突き飛ばしたのかな……
小さい童磨様はふるふると首を横に振っていたけど、それがどういう意味なのかはよく分からなかった。
ガタッ………🚪
なんで……
どうでもいいなら来ないでよ………
殺しに来たの?もう私に用はないから?
部屋に入ってきた童磨様に、ぎゅぅっと抱きしめられてしまった
本当は私の事なんてどうでもいいくせに…優しくしないでよ……
なんで食べなかったの………
殺して食べちゃえばよかったのに……
また琴葉さんみたいに傍に置いておくつもりなの?
☆&♡よろしくお願いします













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。