童磨様と離れて1ヶ月
何の花が入っているのか分からない薬を飲まされては、日陰から手を伸ばす。そのたびに日の光に当たった部分がぼーっと燃えて、痛みで悲鳴をあげそうになる。
太陽なんて克服できるわけないのに………
最初から私に期待しなければ良かったのに……
それでも、役に立たなきゃ殺されるというのを感じる。
今日の無惨様は苛ついていた
鬼がいっぱい殺されたからなのか、青い彼岸花の薬が完成しないからなのかは分からないけど……
どれだけ酷くされても、何にも言えない事が悔しい……。
てか……いつになったら童磨様に会わせてくれるの?
こんなところで実験されてないで早く童磨様のところに帰りたい……
だめだ………
読まれてる
嫌だ……
なんで私がこんなに責められてるの……無惨様が私を勝手に連れてきたのに……
ザシュ………()
痛い痛い痛い
斬られた?無惨様に……?
無惨様に殺される……そう思った時
バタンッ………🚪
大好きな人の声……
紛れもなく童磨様だ……













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!