第10話

討伐
245
2026/02/13 12:57 更新


コツ…コツ…




廃墟のビルの中を1人で歩く。




低級呪霊がいれば、私の式神に喰わせる。






呪霊
ァァァァァァァァアアアア゛!!!!
(なまえ)
あなた
喰え、白狐はっこ
白狐
キュウ〜……
(なまえ)
あなた
冷狐れいこも喰っていいよ。
てゆーか、凍らせていいよ。
冷狐
キュウッ!



白狐と冷狐。


この2匹は私の式神。


私の影からできる狐の式神だ。



白狐は白く、しなやかな動きをする狐。


冷狐は水色で、相手を凍らせることができる狐。


大体はこの2匹で倒せる程度の呪霊だ。




(なまえ)
あなた
さて……もう気配は────




ドゴォォォッ






帰ろうとした瞬間、建物が大きく破壊された。


頭上を見ると、巨大な1級呪霊がいた。



(なまえ)
あなた
デッカ。
これじゃあ白狐も冷狐も喰えないね。
(なまえ)
あなた
仕方ない。炎狐えんこを出そう。



炎狐。



それは、炎を発生させることのできる赤色の狐だ。


私の式神の中でも2番目くらいに強く、


頼りになる狐だ。



私は手で狐の形を作り、それを影として落とすと、






(なまえ)
あなた
「炎狐」





と言って、炎狐を出した。




炎狐
キュンッ!!
(なまえ)
あなた
炎狐。あれ、倒せる?
炎狐
キュウッ!!
(なまえ)
あなた
いい返事。よし、行ってこい。
炎狐
キュンッ!!!




炎狐の口から炎が噴き出る。


呪霊は、その炎に焼かれてあっけなく消えていった。



(なまえ)
あなた
オッケー。炎狐、白狐、冷狐。戻っていいよ。



そう言うと、私の中に狐たちは戻っていった。






任務が終了したのを確認し、私はさと先が待つ外へ出た。



















































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