第13話

〝友達〟
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2026/03/26 00:50 更新



私は木兎さんと赤葦さんと暫く話していた。



そうしているうちに、木兎さんが口を開いた。


目はキラッキラ。


木兎光太郎
なぁなぁ!あなたの下の名前!
(なまえ)
あなた
は、はい?
木兎光太郎
一個お願いがあるんだけど!
(なまえ)
あなた
お願い……ですか?



私にグイグイと寄ってくる木兎さん。


声がデカいし、身長も高いしで少し怖い。


木兎光太郎
それだよ、それ!
(なまえ)
あなた
え?


木兎さんが私を指差して言う。


その顔は、少し不貞腐れているように見えた。


……………私、なにかしたっけ…?



木兎光太郎
敬語やめて欲しいんだよ!
(なまえ)
あなた
け、敬語…?
(なまえ)
あなた
いやでも……先輩ですし……
木兎光太郎
俺別に気にしねぇよ?
木兎光太郎
赤葦もだろ?
赤葦京治
はい。俺もそこまでは気にしません。
(なまえ)
あなた
え、えっと………



私は少し黙り込み、考えたが、敬語を外さないと木兎さんが不貞腐れそうだから、応じることにした。



(なまえ)
あなた
…………分かった。
(なまえ)
あなた
でも、これは守って欲しい。
(なまえ)
あなた
私のことを、誰にも言わないと。



そう言うと、木兎さんが顔をキラキラさせて、首を縦にブンブン振って。



私の手を掴んで言った。


木兎光太郎
もちろんだ!!
赤葦京治
誰にも言わないよ。


穏やかに微笑む2人。


私は、鼻の奥がツーンとして、泣きそうになるのを必死に我慢して、お礼を言った。


(なまえ)
あなた
ありがとう、2人とも。
木兎光太郎
おう!今日からあなたの下の名前は、俺たちの、





























        「〝友達〟だ!!!!!」























































………いつぶりだろう。



こんなに、嬉しさで胸がいっぱいになったのは。





(なまえ)
あなた
ありがとう、木兎。
木兎光太郎
おう!
(なまえ)
あなた
えっと……け、京治も、ありがとう。
赤葦京治
えっ…?あ、うん。
赤葦京治
(………いきなり京治呼び……)
赤葦京治
(いや…でも……なんか、嫌じゃない。)


京治がずっと黙っていた。


私が声をかけようとすると、京治が笑い出した。

赤葦京治
ふふっ……
(なまえ)
あなた
え?どした?
赤葦京治
いや、なんでもないよ。
(なまえ)
あなた
嘘つけ。
赤葦京治
嘘じゃないし。



1つ年上なのに、なんでこんなに親しく話せるのだろうか。


………私は、久々の楽しい会話に、





「この人たちなら、信じてもいいかも。」


という気持ちになれたのだった。












































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