大我side
夜22時30分
収録が終わり、楽屋で皆んなと話していると
先に慎太郎と樹が帰り、みんなが帰る準備をし始めた
ゆごじぇも帰り楽屋には俺と北斗だけ
電気を消して楽屋を出る
たまたま通りかかったマネージャーに「歩いて帰る」
と報告して局から出た
少し肌寒く生憎俺は今日薄いトップス一枚だけだったから結構寒い
そんな文句を1人ぶつぶつ言っていると、
と、俺には少し大きい黒色の薄手のカーディガンを肩にかけてくれる俺の彼氏
腕を通すとやっぱり少し大きくて、萌え袖みたいになる
そう思いながら袖の部分で顔を覆うようにしていると
ふと空を見上げていると綺麗な夜空が広がっていた
月は満月で星はキラキラと輝いている
こんなときは、あの言葉を思い出す
こんなとき、本当は「死んでもいいわ」とか返すんだろうけど
俺はね、王道な返し方は嫌なんだ
こんな言葉もう北斗が知っていたら恥ずいけどさ笑
一応俺の方が年上なんだし、、カッコつけさせてよね
あんなことをさっき言ったばかりなのに
俺は気づくと北斗に小指を差し出していた
月明かりに照らされた2つの影は
ずっと続いていくのでした











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。