第2話

1話
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2024/11/21 11:47 更新
〈🍺Side〉〈数時間前〉

目が覚めた。見慣れた自分の部屋の天井だ。

スマホの電源を付けると、まだ五時前だった。

俺は、リビングに降りていった。

リビングのドアを開けると、ほとけがいた。
珍しく早起きしたようで、ソファにちょこんと座っている。

🎲💎
いふくん!おはよう!
🎲🍺
今日は起きるの早いな?
🎲💎
うん!今日は大丈夫!
🎲🍺
そっか
こいつは『ほとけ』。俺の弟だ。

『起立性調節障害』という障害を持っている。


こういうことは言っちゃダメだが……正直「いいな、」って思う。
障害を持ってたら、それだけで皆から愛してもらえる。
🎲🍺
…腹減ってる?
🎲💎
うん!
ほとけは元気に返事をする。
この可愛さに心底むかつく時がある。
🎲🍺
…じゃあ、作るからちょっと待ってろ
そう言ってキッチンに立つ。

…朝ご飯、何がいいかな
🎲💎
僕はフレンチトースト食べたーい!
🎲🍺
…わかった
卵、食パン、バター、砂糖……材料は揃ってるな
🎲🍺
作っから待ってろ
🎲💎
はーい!
鼻歌交じりに五人分の朝ご飯を作っていたら、
🎲🐤
おっはよ〜
残りの4人の兄弟がリビングに来た。
🎲🐇
今日はいむくん、起きんの早かったなぁ〜
🎲🍣
ほとけっち、おはよう
🎲💎
うん!おはよう!
🎲🐤
今日は何するの?
🎲💎
なにしよっかなぁ〜!



俺もおきてるのに、誰も話しかけてくれない…。
透明人間にでもなったような気分や、
もう、疲れた
朝食作るのに集中しよ―――
🎲🦁
まろっ!
🎲🍺
うわっ、!?
アニキが俺に抱きついてきた。
俺が料理中でもお構いなしだ。
🎲🦁
何作ってんの?
🎲🍺
フレンチトースト〜
🎲🦁
へぇ〜!俺も料理得意やし、手伝おか?
🎲🍺
いや、もう完成するし、大丈夫!
🎲🦁
そっか〜
あにきは、俺にとても優しくしてくれる


だからこそ、申し訳ない

俺はもう、皆を”好き”になれないんだ。

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