第48話
ー仁人sideー
ーミーンミーンー(蝉の鳴く音)
「あっつ…」
梅雨も終わり日差しが眩しくなってジリジリと肌が痛くなり気温も夏本番といった所だ。
「仁人!おはよー!」
「うおっ!…だからさー、お前の挨拶はそれしかないわけ?」
後ろから抱きついてくる勇斗に呆れを感じる。
まあ俺も俺で毎回同じ驚き方してんのも学べて感じだけどさ。
「いいじゃん。抱きつけんだし?」
「やだよ。てか、あっちーから離れろ。」
「えー…寂しいのにー…」
離れると少し不満気な勇斗を無視してスタスタと先に行くと待ってーと言いながら俺を追いかけて横を歩きはじめる。
「そういや、柔太朗と舜太て付き合ったらしいよ」
「え!?そうなの!?」
思わず声がでかくなってしまう。
知らなかった。ここ最近の舜太は、やけに放課後は部室にダッシュで行くとは思ってたけど…。
「まあ、この間の休みの日に告ったらしいからね。柔太朗が。アイツいままで彼女作らないとか言ってたから良かったよ」
「へぇ…そうなんだ」
柔太朗先輩もカッコイイし人気あるのは知っていたからてっきり彼女いると思ってた。そっか。そこ付き合ったんだ。なんかすげぇな。
「……仁人さー…今、柔太朗のこと考えてるでしょ。」
「え?あ、いや…」
色々と考えて気づけば少しムスッとした勇斗が俺を見ている。
「仁人は俺だけ考えてたらいいの!」
「おいっ!ばかっ!声でかい」
慌てて周りを見る俺を面白く笑う勇斗。
ほんと振り回されてばっかだ。
……こういうところも好きなんだけどな。
「ほら、いこーぜ?」
「…ん。」
俺は差し出された勇斗の手を握って学校に向かった。
ちらっと勇斗を見れば相変わらずかっこいい。
「ん?なに?」
「んーん。別に」
こいつと出会えてよかったな。
ーFinー
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見て下さりありがとうございます。
やっと完結致しました〜✨(完結なのか…?)
ここまでお話を読んでくださりありがとうございます、!
楽しみにしてくれる人がいたらなあと思い長編だけは毎日投稿頑張りました、笑
無事完結したので次のお話と思うのですがどんなのがいいとかありますかね、?
学パロや大学生とかアイドルとしてのとか、、シチュエーションを募集しますのでぜひぜひ何かいいのあったら教えてください。! あと見てみたいコンビも良かったらぜひ!
次の長編は来週の月曜日(6/16)から書いていこうと思いますᜊ(˶ᐢ. .ᐢ˵)ᜊ何書こう…
また次の更新までは短編集を楽しんでいただけたらと思います、笑
只今短編集にR18があるため、欄には表示されないのでプロフに書いてます。見てみたいなあて思われる方は是非そちらから飛んでいただけると嬉しいです✨
ではまた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。