第14話

12.
889
2026/04/14 13:00 更新





miyu
miyu
   えっと…違くてね!その…   


あなた
   ねぇ、みゆ…それどこで…   










jihun
jihun
   あ〜5限生物とかだる…   


heeseung
heeseung
   あの先生の話し方眠くなるんだよ   










みゆにその情報どこから聞いたのかと
聞こうとしたら、タイミングよく2人が帰ってきた




つい、ヒスンを見てしまう




本当にあのヒスンが恋しているのか?

私の知らないヒスンなの?











jihun
jihun
   みゆー消しゴム貸して   


miyu
miyu


jihun
jihun
   …みゆ?おーい   


miyu
miyu
   あ、ごめん…消しゴム?   


jihun
jihun
   うん、貸して欲しくて   


miyu
miyu
   あーうん!全然!   
miyu
miyu
   はい!   


jihun
jihun
  …あざす   










   私は自分の席につき、次の準備をする

それと同時に頭の整理もする




明らかにみゆの様子がおかしくなった
ならば、あれは本当だったのか、

それとも、ただの冗談なのか




もし本当だった場合傷つきたくないから
もう一度聞くことなんて出来なかった










放課後









heeseung
heeseung
    __い    





heeseung
heeseung
    おーい    



heeseung
heeseung
   あなた!   



あなた
   わっ…!びっくりした   
あなた
   なに…   


heeseung
heeseung
   なにじゃなくて、
今日この後予定ある?って


あなた
   え、誰が?   


jihun
jihun
   あなただよ笑   










6限目が終わってもずっと上の空だった

無意識に帰りの支度をしていたけど
バッグの中身はぐちゃぐちゃだった




急に名前を呼ばれたかと思うと
「予定ある?」と聞かれた


今はヒスンで頭がいっぱいなのに
そんなこと聞かないでよ…









あなた
   なんで?   


heeseung
heeseung
   4人で遊ぼうって話になってる   


あなた
   …あー、ごめん   
あなた
   今日パス、3人で遊んできて   










私はそのままバッグをもって教室を出てしまった


絶対に空気を悪くしたことは分かっている
いつもの私と違うことくらい分かってる


でも、こうでもしないと自分と整理が出来なかった




あんなとこでみゆに聞けるわけないし、
家に帰ってから電話でもしようと思いながら
1人で玄関に向かう









niki
niki
    っ…!せ、先輩?   


あなた
   …ん、?ニキくん   


niki
niki
   先輩?どうしたんですか?   


あなた
   え、何が…?   










niki
niki
   泣いてるじゃないですか   










玄関に向かう途中でニキくんに会って、

ニキくんに言われて気づいた




自分が今涙を流していることに









あなた
   あれ…笑 なんでだろ笑   







 ︎︎
    え、あなた先輩泣いてね?    
 ︎︎
    ほんとだ、なんかあったのかな    





niki
niki
    っ…    
niki
niki
    先輩、ちょっと来て   


あなた
   えっ…   










ニキくんに引っ張られて
連れてこられた場所は、校舎裏だった


きっと、泣いてる私を
あの場所から離れさせるためにここに来させてくれた









あなた
   あ、ありがと…ごめん   


niki
niki
   いや全然…それより、   


あなた
   ちょっと、色々あって笑   
あなた
   いつの間にか涙出てたみたい笑   





niki
niki
   先輩?   





あなた
   うっ…泣   










その瞬間、目の前が真っ暗になり
暖かい温もりが伝わってきた




大きい体に大きい手




香水でもなく、体そのものから出ているいい匂い

ニキくんに今、抱きしめられている









あなた
   にき…くんっ泣   


niki
niki
   なんで泣いてるの…   
niki
niki
   俺の知ってる先輩じゃない   
niki
niki
   教えてよ、頼って…   










抱きしめられる力がどんどん強くなっていく




私の涙で彼の制服が汚れてしまうのが嫌だったから
少し離れようとしても

また引き寄せられる














miyu
miyu
    あなたー、どこ…    










miyu
miyu
   え…   





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