あのしんみりした空気など、今は一切なく
とりあえずみゆを落ち着かせるために必死だった
落ち着かせたあと、何があったか、説明した
「じゃ、また明日」と言い、
ニキくんはそのまま帰っていった
どこまでも気がきける後輩くんだなと思った
その時のジフンくんとの会話を再現しながら
事細かく教えてくれた
多少は強がってるけど、本当に諦めはついた
今まではまだ振り向いてもらえると思いながら
頑張ってきたけど、
もうヒスンには好きな人がいるんだから
私がどう頑張っても無理なんだって分かった
ニキくんと、真剣に向き合ってみようかな
” 自分を愛してくれる人 ”
を選んだ方がいいのは分かる。
でもね、
” 自分が愛してる人 ”
が強すぎるんだよね。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。