その次の日の学校から、
またいつも通りの生活を送ることができた
それから
半年後
この半年間、私は何一つアピールができず、
ただただ楽しむ毎日を過ごしていた。
言い訳をすると、なんかすごく楽しすぎて
もし告白に失敗したり、アピールしすぎで引かれたら
この楽しい生活が無くなってしまうから、です
この間に、最後の体育祭もあったし
最後の文化祭もあった
夏休みだってあった
なのに、語れるような進展はゼロだった
ただただ、全て「最後」を楽しみに楽しんだ
沢山アピールしてくれるニキくんに
「やっぱりヒスンのことが」だなんて
言えるわけない
でも、このまま知らせずに続けてれば
ただの思わせぶりになって、
ニキくんを傷つけるだけ
11月の下旬
セーターにブレザーが定着する頃
教室も、廊下も体育館も、寒くなる季節
もう気温1桁だよ…?
この子はどうかしてる。
登校中に偶然会い、そこから一緒に歩く中、
そんなことを質問してきたニキくん
「冗談ですよ笑」と笑いながら、
ニコニコな笑顔で隣を歩く
そう話しながら、校門に着くというところ
どんどん騒がしくなる
その理由はもちろん知っている
毎年冬になると、爆モテするんだよなぁ
ヒスンが
ヒスンが囲まれている様子を眺めていると、
ニキくんがいきなり告白をしてきた
少し寂しそうな顔で

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。