第55話

52.
747
2026/06/08 11:00 更新





   周りの音なんて、一切聞こえない


私には、大好きな人の声と、その人の姿だけ









heeseung
heeseung
   …覚えてる?   
heeseung
heeseung
   去年、あなたに言ったこと   
 


あなた
   …?   










   you
you
    いつか分かる時が来るんだね〜そういうのは!    





heeseung
heeseung
    自分が愛してる人一直線だな、あなたもそうでしょ?笑    










あなた
   あ…自分が愛してる人一直線…?   



heeseung
heeseung
   そう、あの時は知らずに言ってたけど   
heeseung
heeseung
   ほんとに一直線だった   





heeseung
heeseung
   でも、幼馴染っていう壁があるから、   
中々気持ち伝えられなくて










ヒスンは、私のことを好きでいてくれた。




そして、私と同じように、幼馴染を思いすぎて

気持ちを伝えられなかった










heeseung
heeseung
   今日言うって決めてたんだ   
heeseung
heeseung
   でも、やっぱりあなたは
俺の事幼馴染としか思ってな…





あなた
   そんなわけ…ないじゃん…!   





heeseung
heeseung
   え?   










気づいた時には、私も口を開けていた









あなた
   私だってヒスンと同じだよ!   
あなた
   幼馴染だから全然気持ち伝えられない   
あなた
   ヒスンは私の事どう思ってるのかなって   
ずっと思ってたよ…!





heeseung
heeseung
   あなた…、   





あなた
   私は…私は、   











あなた
   小さい頃からずっと…!   
あなた
   ヒスンのことが好きだったよっ…   












1度口を開けば止まれなかった

どんどん自分の気持ちを伝えていく

でも、やっと。やっと伝えられた




1番伝えたかったこと




ヒスンに、伝えられた










あなた
   私っ、ニキくんに言われたの   
あなた
   諦めるから、先輩は気持ち伝えてって   
あなた
   だから私も今日、ちゃんと伝えたくて   










あなた
   私、ヒスンのことが好き   
あなた
   だから、付き合っ…   



heeseung
heeseung
   待って   










「付き合ってください」って言おうとしたところを

遮るように、私の唇に手を当ててきた









heeseung
heeseung
   そういうのは、男からでしょ、笑   










heeseung
heeseung
   あなたのことが好きです。   
付き合ってください。





あなた
   …っ、はい…   










そう返事をした瞬間、

私は無意識にヒスンの胸へと飛び込んだ




今までにないくらい、強く、強く抱き締めた









heeseung
heeseung
   ちょ、苦しいって笑   





あなた
   ヒスン〜 ㅠㅠ   
あなた
   うわ〜ん ㅠㅠ   





heeseung
heeseung
   泣きすぎだよ笑   
heeseung
heeseung
   可愛い顔台無しだよ?   










そう言って、私を離させ、

優しい顔で覗いてくる







heeseung
heeseung
   ははっ笑   
heeseung
heeseung
   かわいい笑   



あなた
   …今日、誘ってほんとに良かった、   



heeseung
heeseung
   うん、ありがとうあなた   










私はまた、満足がいくまで

ヒスンに抱きついた




ヒスンも、私を包み込むように頭から全てを包んだ









heeseung
heeseung
   ねえあなた、目瞑って?   



あなた
   え、なになに…!   



heeseung
heeseung
   早く、瞑って笑   



あなた
   プレゼントー?!   



heeseung
heeseung
   早く瞑らないと、あげませんよ?   



あなた
   あ、はいすいませんっ   










その後すっと目を閉じる私









そうして、何をされるのかと思ったら

首元に違和感がした









あなた
   …ん、?   





heeseung
heeseung
   目開けて見てみて   










きっとネックレスだ、

そう思って首元を見ると、









あなた
   …これっ、   










私が、ヒスンにプレゼントしようとしている

あのネックレスと、同じだったのだ









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