アリスは目を覚ますと見知らぬ場所にいた
否、此処がどこかも理解できぬような狭い暗闇の中であった
前のことを思い出そうとアリスはうーんと頭をひねるが何も思い出せない
思い出せるのはモモイやミドリ、ユズなどのアリスの愛して止まないゲーム部開発のみんなや、ユウカや先生などのシャーレやキヴォトスのみんなとkeyの事だけだった
脳をフル回転させるもなかなか思い出せずうわーっと悩んでいたその時…
???『早くしないと…~だゾ』そう思考を巡らせた瞬間、先程まで真っ暗な空間にうっすりと少しずつ光が入ってきた
光の先には灰色の耳から青い炎がでているモンスターが驚いたようにこちらを見ていた
瞬間、アリスに衝撃が走る
アリスは大のゲーム好きだった___
まるで話を聞かない少女の様子に流石のグリムも少し困惑した
グリムが吹いた火を余裕で避け遠回りに煽りながら
ゲームが好きな少女、アリスと謎のモンスター、グ
リムの学園内の追いかけっこが始まったが、いつの
まにか図書室に迷い込み、袋の鼠となってしまった
アリスに勝ちを確信した顔で「観念するんだゾ!」
と迫るグリムに対しアリスは「うわぁーん!このま
までは詰みです!」と未だこの状況をゲームのよう
に例え余裕がありそうな発言したとき、何処からか鞭が飛んできた。
鞭の正体はこの学園の1番偉い人だったらしく、どうやら入学式に新入生の一人が見当たらず、その新入生のアリスを探しに来てくれたらしい。
入学式に向かう途中までアリスはこの場所の説明を聞いていた。
やはりここはアリスの知っている場所ではなく、『ツイステッドワンダーランド』とう場所にある魔法を学ぶ学校『ナイトレイブンカレッジ』というらしい。
アリスは魔法という言葉に興奮が収まらなかった。
学園長に対して少し厳しい言葉をアリスが投げかけた事に対して学園長は目を反らしていた。が、どうやら入学式会場についたらしい
扉を開けるとたくさんの棺桶と人がいた
背丈が他の人と比べて小さめのユズに似た赤毛の美少年や、ケモ耳の生えたロン毛の男性、胡散臭そうな笑顔を貼り付けた眼鏡の青年、太陽のような眩しい笑顔の褐色肌の好青年、女性のような容姿をした美しい美男、何故が浮いているタブレットが主体的に話をしていた。
話の内容は学園長がいないことに対してだった
主体的に話していた青年達に学園長が失礼なっ!とばかりにもの申していた
そして学園長は少女を方に振り返り貴方が最後だと告げられ、大きな黒い鏡の前に連れてかれる
闇の鏡『汝の名前は?』
言われた通り名前を答えると闇の鏡はしばらく黙りこくる。
みんなが頭の上に『?』マークを浮かべていた
闇の鏡『その者に魔力が一切ない、よってどの寮にも相応しくない!』
その闇の鏡の一言により、一気に周りがざわざわと騒ぎだした
『そんな!ありえない!』と騒ぐと学園長はしばらくブツブツとなにか悩んだように呟いていた
学園長の告げた言葉に少しショックを受けた後、『自分の故郷を思い浮かべてみてください。』という学園長の言葉にアリスはゲーム開発部やキヴォトスを思い浮かべた。しかし__
闇の鏡『その者の帰る場所は何処にもない』
その言葉を聞いた瞬間、アリスの頭に鈍器で殴られたような衝撃が走った___
学園長のそんなことがあり得るのか、などという声や、先程のモンスターの乱入による騒動が起きてもなお、アリスは何も反応をしない。
学園長がアリスに対して問いかけたが全く返事をせず顔を俯かせている目の前の彼女のさっきまでのテンションの変わりように学園長も流石に違和感を覚え、優しく声をかける
少し不安を覚えたながら未だ顔を俯かせている彼女の肩に触れようとした瞬間、一気に彼女が顔をあげた
その彼女の目には少し涙が浮かんでいた
彼女の今にも泣き出しそうな顔を見て焦っていると、先程の学園長の問いかけに答える
少し上擦った声で告げられた言葉に驚きながらも、赤毛の美少年と眼鏡をかけた青年にグリムの対応を任せる
グリムに赤毛の美少年が呪文のようなものを唱え、ハート型の首輪をつけ、学園から追い出した。
学園長はアリスの方へ向き直し、これからの事について話すことにした
アリスは自分の前の世界の事、アリスがロボットであることなど様々なことを説明した
取り敢えずアリスは使われなくなった寮、通称オンボロ寮に住み、衣食住の確保の変わりに先程の魔物『グリム』とニコイチでNRCで働く事になった













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!