you side
乗ってきたのはまさかの
長尾さんだった
どうしよう…
思い切って聴いてみちゃおっかな…
聴こうと思ったら長尾さんに
先を越されてしまった
え、 え?
私、 下の名前言ってないよね?
それにお父さまから私が
早乙女財閥の人間だということは
自分から言わないこと
それを昔からきつく言われてきた
なのに…なんで
もう誤魔化せないと思った
写真使うとか聴いてないよ…
そしてエレベーターは
私たちの家がある階に
止まった
長尾さんは付けていたマスクと
被っていた帽子をとって顔を
見せてくれた
今日はお互いの正体がバレた日
next…♡35












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!