珏10芹

𓍯𓇠 𓂃𓈒𓏸 𓈒 𓏸 𓐍 𓂅 10𓏸 𓍯 𓈒 𓏸 𓐍 𓇢𓆸 𓂊𓂃
370
2026/01/19 14:48 更新
モブ
次も頼むよ
あなた
はい、、





私は今日本生物科学研究所で働いている




そしてこの人に
研究結果の資料を渡しているところ




あなた
(いつまでこの地獄にいたらいいんだろう)





また、そう考えながら徹夜して研究を進めている




そんなある日、上司から珍しく休みをくれた
社内旅行に行くらしい




モブ
君に倒れても困る
しっかり休んで結果を出してくれ





ポンポンと肩を叩く




あなた
休み、、





休みは年に2回ほどあった
その時は何もやることがなく
いつもどうりに研究を進めていたけど




今日はなんとなく歩きたかった




あなた
、、、綺麗





夕方、やっぱり1日は早く
私は砂浜に座り、海を見ていた




あなた
こんなに綺麗のに
自然は綺麗のに





砂浜に落ちているゴミを拾う




あなた
、、、権力なんて争いなんて
無くなればいいのに





そんなことを考えていると奥から怒鳴り声が聞こえてきた
ほんの、気になっただけ

私は怒鳴り声が聞こえてくる場所に近づく

   

モブ
ここは俺の浜辺だッ!
盗むな!





ドンッガッ




??
ヴッッ
あなた
、、、





世界は、社会は
なぜこんなにも腐ってしまったのか




あなた
なぜ、殴っているのですか?
モブ
ハァハァあ"ぁ?
こいつが俺の物を盗んだからな
モブ
罰だヒック





お酒、、、酔っているのだろう




あなた
これでいいですか?





そういいながら私は1万を渡す




モブ
おッ、ヘヘ
姉ちゃんは分かってくれるよなニヤ





どいつもこいつも金、権力


お金を貰った男はフラフラとどこかへ行く




??
ハァハァッ
あなた
大丈夫?





あの男に殴られ地面に伏せている子供に話しかける




司
あ、ありがとう、、ございます
あなた
、、、手当するよ





近くだった私の家に招き専門的な知識で治療する





その間に色々と話をする





あなた
妹のため、ね
あなた
君はいい子だね
司
いえ、僕は人のものを盗んでしまう
悪い人なので




そんなのことをいいながら申し訳なさそうに手当を受ける




あなた
、、、はい、終わったよ





私が最後のシップを貼り終えると
少年は立ち上がりお礼を言う




司
では、ありがとうございます
あなた
ちょっと待って
司
??





少年を止め、私は部屋の奥から封筒を取り出す




あなた
はい、これ
妹の治療費の足しにしてね





不思議ながらも封筒の中身を見ると




司
お、お金!?




封筒の中には10万程入っている




司
こ、こんなにもいらないッです
あなた
、、、






私はほとんどの給料を貯めている
本当は研究に使うべきだろうけどあいにく全てラボにある




あなた
私は、そのお金の使い道を探していたの
でも、それでも申し訳ないと
思っているのなら





ぽん、と少年の頭に手を置く




あなた
毎日あの砂浜に来て、
司
、、、





これは私の好奇心、
見たところこの子は親に愛されていないらしい



私と違って、、、ッ
その子供を私が愛すとその子がどうなるか
見たかっただけ









その日から私は定時に帰り砂浜に行くようになった
もちろんここの漁業権を持っている人には買収済み




司
あなたの下の名前さんは凄いですね
あなた
、、、すごくないよ
私はただ興味で研究をしてるだけだから




こうやって他愛ない話を少年とする




司
僕にとっては凄いですよ
司
調べました
沢山の賞を貰いテレビにも出たらしいですね
あなた
あれは酷かった
マスコミの恐ろしさを身に染みたよ
司
アハハ💦





次第に少年、いや、
司くんは笑顔を見せてくれて
妹の話も沢山するようになった




司
相談があります
あなたの下の名前さん
あなた
ん?





そんなある日の寒い冬のこと




司
僕夜に公園で特訓をしているんですけど
独学でやっているから上手くできなくて
司
正解かどうかも




あの日私たちが出会った時から強くなるために体づくりをしていたらしい




あなた
それで、生物科学者の私に筋肉の付け方を教えて欲しいのね
司
はい、





まぁ、筋肉の出来方ならわかるけど
詳しい付け方は分からない




調べたらなんとかなるかな?

このご時世
Good検索という便利なものもあるし



 
あなた
分かった、生物科学者の名にかけて
教えるよニコ
司
パァ!!





いつも大人っぽい行動しかしないけど、
やっぱ子供だね




あなた
でもその代わり
司
ッ!?
あなた
敬語を外して話すこと
あんまりすぎじゃないからね笑
司
、、、分かった
あなた
いい子だね



ぽん


司
、、//




それにしても

妹のために強くなるなんて偉い子だね
、、、今度妹の様子を見に行こうかな




モブ
彼女の病名は脳死です
あなた
なるほどね、、、





後日、私は自分の名前を使って病院に入る



そこで明かされた病名


脳死は現代医学では救えない重篤な状態のことを示す




あなた
研究のしがいがあるものだね





私は研究員達には内緒で別の研究をし始めた




そう、ただの興味で彼女(あなたの下の名前)は
自分では思わなかった新しい世界を体験することになる




4年後




あなた
ただいま





私は大阪にあった自宅から
東京にあるマンションに住んでいる




今は




司
おかえり
あなたの下の名前さん





彼と同棲している


私が東京へ移動になったと伝えると
ちょうど司くんも
俺も行くよ
と言った




あなた
(まぁ、まさか同棲するとは思わなかったけど)





司くんは昔とだいぶ変わり
今ではメディア内で霊長類最強の男と呼ばれているほど強くなったらしい




あなた
ハァ、さすが
"現代医学では救えない重篤な状態"
私一人では難しいかなぁ





4年間同じ研究をしてきたけど
何も成果はなく困難していた




司
はい、
あなた
ん、ありがとう





コーヒー、ではなくレモンティーを
渡してくれる司くん





司
研究は順調かい?
あなた
ん〜それといった成果はないね
興味があったやつはほぼ全て研究し続けたし
あなた
興味を探すのも一苦労




ちなみになぜ私が他人、しかもまだ未成年の男(司くん)と同棲できてるかは





私が司くんと未来ちゃんを養子に迎えたから


簡単な話
司くんの母親父親を司くん自身が警察に突き出したのだ



で、途方にくれていた司くんに提案をし、養子に迎えた




あなた
(司くん同意の上だったから、楽にす進められたけど)
あなた
(一歩間違えたら牢屋行きだよね)





そう、呑気に考えながらレモンティーを飲む




あなた
あ、テレビに出てるよ



ポチッ


あなた
、、、なんで番組変えたの
司
こっちの方が面白いからだよ
あなた
、、、ハァ





何故か司くんは私に自分が活躍している番組を見せてくれない




あなた
(恥ずかしいのかな?)





まぁ、そんなこんなで充実した生活をしていた時




モブ
来月からお前はアメリカで研究してろ
あなた
、、はい?





アメリカへ移動になった





研究者たちは結構国関係なく繋がっている
そんな中私特定に指名があったらしい
NASAから




あなた
なぜ私が?
モブ
知らんな、
外国人が考えることなんて
あなた
、、、





はぁ、私の充実した心を返して欲しい




司
断ることはできないのかい?
あなた
まぁ、上司の言葉だし
何よりあのNASAから指名されたからね
行かなきゃ研究できなくなる
司
、、、





司くんは私の話を聞くと分かりやすく不機嫌になった




司
うん、行くのは反対だ
君は向こうでの思い出を
思い出してしまって
過呼吸になるのは目に見えている
あなた
まぁ、そうだけど





ちなみに司くんに私の過去を話した
彼の信頼を獲得するのに手っ取り早い方法だったから




あなた
安心して、司くん
あなた
ここには戻る
絶対にニコ
司
、、、やっぱり
いや、待っているよ





そういう司くんを見て、思う




まぁ、まだ2週間ほどあるけどね
と



あなた
じゃ行ってくるね
司
行ってらっしゃい





時はすぎ空港内
私はアメリカの便に乗る
司くんは仕事?を休んでくれて
お見送りに来てくれた




なんかマスコミらしき人もいるけど




あなた
お土産楽しみにしてて
司
うん、そうするよ




そして私はアメリカに向かう




あなた
あれから5年くらいかな





私が育った場所
不安はあるけど、、、





、、、不安しかない
それに恐怖もある




あの日のことはできるだけ
思い出さないようにしているけど




やっぱり無意識に
思い出してしまうことは何度かあった




その度に過呼吸になって
司くんに迷惑かけちゃったっけ




彼に話したのもこれがきっかけだったかな




あなた
はぁ、憂鬱だなぁ





私はこれからの生活が不安しかなく
無事に日本に帰ることを祈っていた





どうも主です
やっと10話まで行きました
最近自分の中で小説を1個づつ出さずに一気にだすことにハマってるんですよ
なので今回10話まで一気に出しました
次も20話になったら一気に出そうと思いますので
呼んでくれる人は気長に待っていただけるとありがたいです
見ていただきありがとうございます

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