第11話

eleven Time
913
2025/12/03 09:38 更新


 knmc side
kid
あ!遅いっすよもちさん
病人にそんなこと言うなよ
fsm
じゃ俺はこれで
あ、うん。ありがとうがっくん

    さっきの表情とは全く違う笑顔を浮かべ
     がっくんは帰っていく。
    それを不思議に思っても、わかってるのにわからない自分がいる。
    いや、わかりたくないだけか
kid
おくってもらったんですか?
うん。迎えに来てくれてね
kid
ぁあなるほど
なんで僕は甲斐田君に診てもらわないといけないのかな
まぁあの看護師さんとか永遠の高校生とか診たことなさそうだし当たり前か
kid
わかってるなら聞かないでくださいよ
     永遠の高校生。
     その治療をするために一体どんな研究をしたんだろう
     永遠の24歳。
     その心臓を移植するためにどんな方法をとったのだろう
     永遠であるはずの僕らの心臓が入れ替わることはどうやったら防げたのだろう
     永遠に笑い合うはずだった人間が隣から消えた
     そういう考えをしないようにしても案外難しいものだ。
     それを見透かしたように甲斐田くんは話題を変える
kid
診察前にもちさんに会いたいって言ってる人が来てますけど会います?
      話題変えるの下手かよ。
     気を遣ってもらった分際でそんなことを思うのは失礼かもしれないが、そう思った。
     些細なことを気づくところも少し抜けてるところも甲斐田くんらしいと言えばらしいのだが
誰ですか?
kid
それは会ってみてからのお楽しみですよ
、わかった
kid
じゃあ案内しますわ
kid
連れてきました



kid
委員長


    ドアを開けると委員長がいた。
   何日も会わないで少し痩せたのかやつれたのかそんな委員長は座っていた。ただ僕を見つめて、
   それに僕は目を逸らそうとしてやめた
tkn
ぁあ、ありがとうございます
kid
じゃあこれからは2人でどうぞ
   そう言って甲斐田は出ていった。
   そう言う空気だったのはわかっていた
   でも、何を話し出すか迷う自分がいて口を開くのはやめた
   少しの沈黙のあと委員長はその重い口を開いた。
tkn
じゃあ、話しますか
剣持さん

      真剣な顔と真剣な声
    どこか怒気を含みそれでいて優しい
今日は僕を咎めてくれる人が多いですね。
そんな人達は委員長とかがっくんとかだけよ本当に
     「逃げるな」とはこう言うことかと今更理解をする
古いその縁が、無視をしていた彼女達と今また絡み合っていく



浮遊
浮遊
宣伝交換です❗️
同じドナーがテーマの小説ですね。
prologueから最高です!
感情の移り変わりの表現の仕方がとっても素敵で!!
ぜひ見に行ってみてください!

 
浮遊
浮遊
ちなみに本日19時新作公開予定です

プリ小説オーディオドラマ