うりと喧嘩してから1日。
退院まで、残り4日。
あれから、なにもうりと話せていない。
どうやって話しかければいいのか。
え、怖いんですけど・・・
看護師さん、超能力でも持ってたのか。
え、やば。私、めちゃデカボイスだったのかよ。
これからもこんなにつらい日々が続くのかよ・・・
”もう、◯んじゃってもいいかもしれない”
看護師さんが黙った。
”私はあなたの下の名前ちゃんが大好きよ。”
お世辞はもう嫌なんだ。
屋上
ガチャ
ここは毎日夜に来る場所。
今日は昼間だけど…
うりも、私と付き合わないことを望んでいたのかもしれない。
”ばいばい。大好きだった人。”
私はフェンスに登った。
ガチャ
なんでこんなときに来るんだよ。
そんなの決まってる。
なんなのよ。自分勝手でおかしい。
1秒でも早く逃げたいのにさ、
一瞬、時が止まったように感じた。
逃げたいのに、なぜだか「逃げるな」と心が叫んでいる。
うりも、どうせお世辞だ。
もう嫌になったので自分の部屋に戻った。
部屋
戻ると、ほんの10分前までにはいた看護師さんもいなくなっていた。
誰かに愛してほしかっただけ?
自分の思い通りになってほしかった…?
”好きな人に愛されたかったのか‥?”
あぁ。なんで好きな人って考えるとうりしか頭に出てこなくなっちゃうのよ。
”好きって気持ちが止まらない。”
やっと、気付いた。
この気持ちは本当に恋…なの?
好きだけど、すっごい辛い。
情けない。うりがいなくなったらお母さんに頼る。そんなの呆れられるよね。
そういえば。
ってことを言ってた気がする。
やっぱり、そうだったんだね。
ということで・・・
※最近、まじ忙しくて…更新できてませんでした。ごめんなさい(´;ω;`)

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!