1話の続きになります。
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リビングの空気は、まだ少しだけぎこちなかった。
七人の兄たちはソファや床に座り直し、あなたの下の名前は母の隣にちょこんと腰を下ろす。
その一言で、場が少し落ち着いた。
背の高いその人は、ゆっくり頭を下げた。
しっかり者、という言葉がそのまま形になったみたいだった。
二人のやり取りに、思わずあなたの下の名前の口元が緩む。
その小さな一言に、双子が同時に目を輝かせた。
そう言って、だるそうに手を上げた。
無愛想に見えるけど、視線はちゃんとあなたの下の名前を気にしている。
照れたように頬をかきながら、駿佑は小さく笑った。
ぶっきらぼうだけど、その言葉は不思議と安心できた。
そして最後に、あなたの下の名前の隣にすっと来た人物。
あなたの下の名前ははっとして流星を見る。
流星はにこっと笑って、あなたの下の名前の方を向いた。
胸の奥が、少しだけ温かくなった。
全員の視線があなたの下の名前に集まる。
あなたの下の名前は一度深呼吸して、立ち上がった。
正直すぎる自己紹介に、兄たちがくすっと笑う。
その言葉に、七人が一斉に頷いた。
あなたの下の名前は少し考えてから、小さく頷いた。
まだ全部は理解できていない。
でも、怖さよりも、少しだけ期待が勝っていた。
こうして八人は、ぎこちなくも確かに
「家族」としての一歩を踏み出した。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!