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第44話

高校時代のコンクール
32
2026/02/26 14:15 更新
1人の少年がマイクを差し出す
一瀬ある
ほら
星街すいせい
...え?
一瀬ある
歌えよ
星街すいせい
もう歌えないよ
一瀬ある
なんで?
星街すいせい
怖いから
一瀬ある
怖いから好きなものから逃げるの?
星街すいせい
だって
一瀬ある
言い訳ばかり並べて?
星街すいせい
ちがう!
星街すいせい
ステージに立てない今も、ちゃんと意味がある時間だと思ってる
一瀬ある
綺麗事だ
一瀬ある
ステージに立ってなんぼだろ
一瀬ある
逃げるために言ってる綺麗事でしかない
星街すいせい
じゃぁどうすればいいのよ!
一瀬ある
綺麗事を吐いてもいいから前に進めよ
星街すいせい
...
一瀬ある
お前の夢は...なんだよ!
星街すいせい
...いつか武道館に立って...大勢の前で歌うこと...
一瀬ある
なら...やれよ...
一瀬ある
俺がお前を照らしてやるから!立てよ!
一瀬ある
逃げるな!
星街すいせい
...!
マイクを受け取る
星街すいせい
...わかったよ...
星街すいせい
歌えばいいんでしょ!
あるが1袖にハケる。舞台装置は教室だったが気付けばライブハウスのようなものになっている。
音楽がC.Iカット.インで鳴り始める
星街すいせい
小さな箱から
聞こえるノイズ
孤独なモールズ
誰にも届かない空っぽな歌
仮想の世界
手のひらにおさまる
君と僕のリレーション
流れる文字と時間
めぐる季節のぶんだけ
ドキ 時 ドキ
君を想うの
耳につけた絆創膏
塩辛い
自責のアナグラム
日々の陰に寄り添って
明日を照らしたい

出会いも
別れも
1ページ
めくるめく
愛の跡 滲んだ
約束も
丸まった
昨日さえ
今日の君と僕の
スタート地点にしよう
巡り巡る先も
歌い終わると星街がBack PARと目潰しでシルエットになる。目潰しがゆっくりと消え、鮮やかな#78のBack PARがゆっくりと消えていく。溶暗
そして緞帳が降り、拍手で会場が包まれる。
上手袖
一瀬ある
搬出急いで!
高校演劇は次の上演校とのタイムテーブルの都合上、20分で撤退、搬入が行われる。
リハーサルについては地区大会55分。府大会40分。近畿大会55分と、訳の分からないことになっている
まじで上演校の事考えろよ!普通にリハの時間短すぎて我々NDCなんか毎回場当たりできひんねんぞ!ジャスキー使っても色作り地味にしなあかんねんしな!っていうか、シュートも時間入るとかスタッフさん次第やねんからふざけんな!
(´ρ`*)コホンコホン
搬出が終わり、ホワイエに全員集まる
一瀬ある
お疲れ様〜
星街すいせい
お疲れ様!
一瀬ある
流石歌姫様〜個人演技賞確定ですね
星街すいせい
ありがとう☆
アナウンスが入る
「まもなく講評会が始まります。上演校生徒は集合してください」
一瀬ある
...行くぞ!
星街すいせい
お、おう!
その後は...
第18話をご覧下さい!

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