第7話

5話:静かな波紋
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2025/06/09 21:00 更新
主
最近足を日焼けしてね?
主
マスク焼けならぬ靴下焼けしたんですよ
主
しかも無駄にくっきり
主
風呂に入ったときに気づいて絶望しました
主
Herewego!!
ころんseid
朝、教室の空気は相変わらず冷たかった
相変わらず誰もが忙しなく席に着き、雑談や笑い声が飛び交う
僕が声を発しても誰にも届かない
届くとしても…さとみくんだけ…
そう思ってた
黄崎(きざき)るぅと
黄崎(きざき)るぅと
おはようございます。ころちゃん
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
え…?
ふいにかけられた声に、僕は驚いて顔を上げた
そこには、るぅとくんが教室の入り口から手を振っていた
一瞬だけ、時間が止まったように感じた。
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
あ…おは、よ
思わず返事をした自分に驚きながらも、内心少しだけ胸が温かくなるのを感じた
それでも席に着くと、周囲の雰囲気が冷えたように感じた
。。。。。。昼休み
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
中庭に来るの久しぶりかも…
教室からそっと抜け出して中庭に向かうと、ベンチに先客がいた
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
よ、ころん
片手にパン、もう片方には紙パックのいちごミルク。あいかわらず飄々としたさとみくん
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
となり、いいかな?
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
あぁ来いよ
さとみくんはにこっと笑って隣のスペースを開けた
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
最近さ、なーくんになんか頼まれて、俺たちクラスの雰囲気見て回ってんだよね。お前のクラス、ちょっと気になってるってさ
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
…僕のクラス?俺たち?
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
うん。なんか怪しいって言ってた
僕は一瞬目を伏せた。さとみくんの言葉が、妙に心に刺さる
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
(だからさっきるぅとくんがあそこに…)
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
ま、あいつと俺の気のせいだったらそれでいいけどな
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
なんかあったら言えよ
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん




















蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
《お父…さん…?お…母さ…?》
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
ッ…
桃山(ももやま)さとみ
桃山(ももやま)さとみ
…ころん?
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
あ、うん。ありがとう
。。。。。。放課後
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
(今日は早めに帰るか…)
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
(掃除とかしたいし…)
パタ
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
…?
下駄箱に向かうと、ジェルくんが自分の靴を蹴飛ばしていた
橙本(だいもと)ジェル
橙本(だいもと)ジェル
うわー、またやっちまったw
派手な声に思わず僕が振り向くと、ジェルくんはそのまま片足でスキップしながら靴を拾っていた
橙本(だいもと)ジェル
橙本(だいもと)ジェル
やっべ、見てた?
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
うん。ちょっとだけ…
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
ふふw
高1から相変わらずのジェルくんに思わず笑みが溢れた僕の様子を見て
橙本(だいもと)ジェル
橙本(だいもと)ジェル
へー、ころちゃんの笑顔、久しぶりに見た気ぃするな。なんか得した気分
ジェルくんは冗談めかして笑いながら去っていった
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
…?












。。。。。。夜
蒼井(あおい) ころん
蒼井(あおい) ころん
ふぅ…
ベッドに横になりながら、ペンダントをそっと握る
ほんの少しだけ、心が軽くなった気がする
明日もまた闇の中かもしれない
でも、今日と『まったく同じ』ではないのかもしれない
主
おつぷり!

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