第2話

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2024/03/19 12:50

「あなた、仕事だよ」

あなた「何ある？」

「…それより早く祖国を離しなさい」

あなた「嫌ある！！」

ギャンッ！！

そう、今私は我らが祖国・王耀（中国）を抱きしめて（拘束して）いる

「すみません祖国」

「楼が謝る必要ないある」

やれやれ、と困っている王耀も可愛い♡

「いい加減我を離せある」

あなた「無理で〜す！」

「は・な・せ・あ・る！！💢」

あなた「わ〜」

ドサッ！

あなた「ちょっと！王耀、私を振り落とすなんて酷いある！もうお嫁に行けないある！！」

「うるさいある」

「はぁぁぁあぁぁぁ………」

あなた「ちょっとお兄！？何で溜息吐くある！？」

「…はぁ」

ちらりと私を見て、２回目の溜息を吐くお兄

「楼、仕事の説明するある」

「…畏まりました」

お兄が言うには…

・宮城県にある公立高校『烏野高校』から依頼が来た事

・バレー部に脅迫状が届いた事

・脅迫状の送り主が龍虎の敵対組織『日出処』だという事

・本田菊殿が我々に相談してきた事

・依頼金と報酬金の高さにお兄は即決で引き受けた事

…と説明した

あなた「…ん？お兄、まさかお金目当て……？？」

「あ、ばれた？」

あなた「…断るある」

「何故？」

あなた「私にメリットがないある。王耀と離れ離れになっちゃうある！王耀と離れたくねーある！」

「あなた…お前…」

ドン引きするお兄

「…あなた、無事任務達成したら我と約会（デート）出来るあるよ？」

あなた「よっしゃー！何でもドンと来いある！！」

こうして、私はバレー部に潜入することになったある

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第3話 🕶

闇内サクラ✝️

夕木真哉は夜、暴く　～殺人遺族カウンセラーの秘密と闇～

玉山かな

依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！