聡「、、どうしよう」
　助けてもらった。でもここからどうすれば、、
〇〇「あの！」
聡「ええっ！？あ、どうしました？」
　急に話しかけられた。え？誰？
聡「えっと、、誰ですか？」
〇〇「あ、そうですね。僕は」

勝利「佐藤勝利って言います。あの、、今、この中に鬼がいるじゃないですか？助けてもらって、松島くんと仲良くしてあげてって、この写真渡されて、、」
　そういって出したのは僕の写真
聡「え？僕も、、助けてもらったんです」
勝利「そうですか？」
聡「そうなんです！」
　僕はさっきの出来事を話した、
勝利「僕も、、多分同じ人です。年齢、、近そうですよね？」
聡「そうですね〜」

健人「あ！」
　突然目の前の男の人がこっちを見てくる。写真と交互に僕たちを見てるみたい、、
健人「あの！松島さんと佐藤さんですか？」
聡「え、あ、あなたもですか？」
健人「ん？どういうことですか？」
勝利「あ〜、僕も松島くんを探してて、さっき会ったんです」
健人「2人はお知り合い？」
聡「いや、さっきはじめましてで、、ていうか、」
健人「あ、名前言ってなかったですね！中島健人って言います。なんか、松島くんと佐藤くんと仲良くしてあげて、って男の人に言われて、、」
勝利「え！？その男の人って、、」
聡「あの、その人に助けてもらっちゃったりしました？」
健人「え？そうですよ、庇ってくれて、、俺のこと」
聡「それ、僕たちも同じ人に助けてもらったかもしれないんです、！」
健人「そうなんですか？」
　そして僕たちは中島さんにその話をした
健人「やっぱり、、鬼殺隊士(ぼそっ)」
勝利「ん？」
健人「あ、えっと、、昔おじいちゃんに聞いたんですけど、鬼を倒すために日々修行とかしてる鬼殺隊士という人がいてもしかしたら、、あの人も、、」
聡「そんな人が今の時代にいるわけ、、」
　SNSでも規制区域内で「中で鬼を殺している人がいる」と言う声が上がっている
勝利「それが僕たちを助けてくれた人、、」
警察「おい、何やってんだ！」
　当然警察の声が聞こえてきた。ぼくたちはそちらの方を向く、、
聡「あ！」
　あの人って、、
〇〇「も〜、やめてもらえます？」
警察「どうして中にいた！何してたんだ！」
〇〇「あー、もうこの中に鬼はいませんから、でも全国警戒してください？鬼は壊滅してない」
　そういい、立ち去ろうとする
警察「おい！」
〇〇「だ〜か〜ら、やめてって、」
　ｼｭﾀｯ
聡「！？」
　あの人はビルの壁を軽々上り、去っていった。でも去り際に、
〇〇「3人へ、ここに戻ってくるからね、明日」
　そう聞こえた気がした。気のせいかと思ったけど2人も聞こえたみたいで、、
健人「明日、同じ時間にここで集まろう」
勝利「わかりました」
　今日はこれで解散となった