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第10話

動揺
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2024/06/28 23:00
健人「どうして俺たちのこと助けたんですか、?」
風磨「えっ?」
健人「あなたは鬼を殺すことを目的に行動してるんですよね?なら、なんで俺らを助けたのか聞いてるんです」
風磨「それは、、」
聡「さっき笑ってたの嘘ですよね?」
風磨「、、」
聡「菊池さん、初めて会った時はすごく優しかった。でも今は、感情がないように見える」
風磨「っ、、」
勝利「どうして助けたんですか?」
風磨「、、あなたたちなら、変えてくれると思った。この世界を、、俺じゃできないことが、できる気がした」
 ボソッ、ボソッと話し始める
風磨「ごめんね?あ、俺からの鬼殺隊士スカウトだから、考えといて、稽古してきます」
 菊池さんは逃げるようにそそくさとこの場を去った

お館様「彼は、こういう子だよ。私からも君たちが鬼殺隊士になってほしいと思っている。でもこの仕事は死と隣り合わせ、人の命が散り行くのを、時には見てしまうかもしれない。それぐらいの覚悟はあるかな?」

 、、、、

健人「俺は、なります。もうこれ以上被害を出したくない」
勝利「僕も、自分と同じ想いをする人をなくしたい」
聡「僕も、、目の前で人が死ぬことをなくしたい」

お館様「本当に、ありがとう」
 お館様は深々と頭を下げた

お館様「ちなみに、菊池くんも同じようなことを言ってたな、」
健人「なんて、言ったんですか?」













    『俺は、誰かの愛する人を守りたい』

健人「愛する人、、」
勝利「自分の愛する人じゃなくて、誰かのってどういうこと?」
お館様「私も彼の過去はよく知らなくてね、聞き出して欲しい。ずっと、何かを抱えてる気がする。暗いんだよ、鬼の話になると」
聡「そうですか、、」
お館様「私は、君たちには人を救う鬼殺隊士になってたくさんの人を、、菊池くんを救ってほしい」
健人「わかりました。がんばります」

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