入学式以来毎日朝宿舎まで迎えに来てくれる慧。まさかこっちでも一緒に学校に通えるなんて思ってもなかった。でも僕が高校に入ってからの朝はみんなピリピリしてる。
インターホンがなり扉を開けるといつものように慧が立っていた。
いつもいつも待たせてしまって申し訳ないと思いつつも待たせてしまう。大急ぎで洗面所に向かって歯を磨く。
玄関に戻ると今日もシュアヒョンと慧が話していた。2人ともニコニコして仲が良さそうだ
シュアヒョンの言葉をさえぎったように聞こえたけど2人ともずっとニコニコしているから仲の良さが伝わる。
宿舎に向かって一声かけるとドタドタと足音が聞こえる。
ヒョンは遅刻確定だな。
学校につき席に座ると慧と同じグループの練習生のジュンギュが座っていた。
なんて毎日楽しく学校生活を送れている。幼馴染の慧がこっちに来ていなかったらジュンギュと仲良くなれたかどうか…
昼になり3人でご飯を食べようと思っていると廊下がザワついていた。
教室の前で叫ばれる。今日こそは3人で食べたいのにいつも呼びに来るヒョンたち。学校では絡みが少なくて寂しいのかもしれないがこうも毎日来られると反抗したくもなる。
ソクミニヒョンに言われるとズキっと心が痛む。
ソクミニヒョンに言われたら断れないじゃんか。チャニヒョンとスングァニヒョンも合流して食堂で昼食を食べる。
なんて話しながら昼食取っていると気づけば5限目が始まる10分前になっていた。食堂と教室は別館なのでノロノロしていると授業に間に合わない。前に少し遅刻した時には欠課にされた苦い思い出もある。すぐに食器を片付けて小走りで教室に向かう。
教室についた頃に丁度チャイムがなり授業が始まる。
学校が終わり宿舎に戻って直ぐに練習着に着替え、荷物を持ち練習室に向かう。
今日は僕たちのプロフィールを投稿する日。まだみんなの芸名を聞いてないからとても楽しみだ。学校に行っていたメンバー全員で挨拶をしながら練習室に入る。
僕たちが練習室に入るや否やスタッフさんの説明が始まった。
「メンバー全員揃ったので説明しますね。この紙に芸名を書いてください。書き終わったら写真撮影用の衣装に着替えてください。」
紙が配られ芸名と由来を書き、衣装に着替えて写真撮影が行われる。思ったより早く終わった撮影。2時間ほどしたら公開されるそうだ。それまでダンスや歌の練習をして時間を潰す。
S.COUPS
統括リーダー/HIPHOP TEAM LEADER
生年月日:1995.08.08
JEONGHAN
VOCAL TEAM
生年月日:1995.10.04
JOSHUA
VOCAL TEAM
生年月日:1995.12.30
JUN
PERFORMANCE TEAM
生年月日:1996.06.10
HOSHI
PERFORMANCE TEAM LEADER
生年月日:1996.06.15
WONWOO
HIPHOP TEAM
生年月日:1996.07.17
WOOZI
VOCAL TEAM LEADER
生年月日:1996.11.22
THE 8
PERFORMANCE TEAM
生年月日:1997.11.07
MINGYU
HIPHOP TEAM
生年月日:1997.04.06
DK
VOCAL TEAM
生年月日:1997.02.18
SEUNGKWAN
VOCAL TEAM
生年月日:1998.01.16
VERNON
HIPHOP TEAM
生年月日:1998.02.18
DINO
PERFORMANCE TEAM
生年月日:1999.02.11
あなた
PERFORMANCE TEAM
生年月日:2000.09.18
写真付きで会社のホームページに投稿されていた。その投稿を見て改めてデビューするんだと言う気持ちになる。
ジフニヒョンとスンチョリヒョンの声が聞こえた。もう作曲は出来ているらしい。僕も聞きたいけど2人の話の邪魔をする訳にはいかないので大人しく待ってることにした。

























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。