第5話

4,
415
2025/10/08 01:06 更新






















あなた
 傘 … 


あなた
 ん? 一ノ瀬君? 

















  目を見開いた一ノ瀬君が

  次の瞬間、急に走り出して

  私達と距離を取った。

  すると、自分の手の甲を地面に擦り付けて

  血液を出した、















 無陀野無人
 無陀野無人
 ( ヤケになったか 、 ) 










   血蝕解放 ───── 




      油断大敵 ・ 緊褌一番 、





















  ① 闇雲に突っ込む
  
  ② 滑り込んで足元を狙う

  ③ ジャンプして上から来る

  ④ フェイントで逃げる



  多分このどれかだろうな 。

  さっきから何か呟いてるのは何だろう

  大抵の未熟な鬼はこう攻撃してくる。













 無陀野無人
 無陀野無人
 ( ③ … か、 ) 









  大きく上に飛んだ一ノ瀬君、

  私も兄さんもきっと、

  ③だと断言していた。

  











あなた
 ( が、違ったか ) 










  


 一ノ瀬四季
 一ノ瀬四季
 出ろ出ろ出ろ出ろ出ろ 









  そう呟く一ノ瀬君は、

  兄さんに向けて1発、放った。















 無陀野無人
 無陀野無人
 … … 






あなた
 (  ま、こんなので兄さんが 
   やられる訳が無いんだけどね ) 









  一ノ瀬君にしては、一生懸命の

  1発だっただろうが、

  兄さんにしてはされど1発 ,

  どうでもいい物なのだ、














あなた
 暴走状態に入り掛けてるね 
あなた
 どうするの兄さん 






 無陀野無人
 無陀野無人
 あなた、寄れ 




あなた
 んー、 










  兄さんに呼ばれて、

  兄さんの背中に隠れる形になる。

  兄さんが持っていた傘から大量の

  血が流れ出した。






















  血蝕解放 ──────


       雨過転生  





















  兄さんの血蝕解放によって

  現れた弓を持った大量の兵隊たち ,

  一ノ瀬君に向けて弓を向けていた、

  兄さんが合図を出そうとした瞬間、

















 一ノ瀬四季
 一ノ瀬四季
 っっ , 






 無陀野無人
 無陀野無人
 !! 





あなた
 嘘ぉ … 






 一ノ瀬四季
 一ノ瀬四季
 飲まれて … ねぇぞ , 
 のま … ノ … ノマ … 
 一ノ瀬四季
 一ノ瀬四季
 飲まれてねぇぞ、この野郎! 








 無陀野無人
 無陀野無人
 ( 無理矢理暴走を抑えた ) 









  一ノ瀬君を乗っ取ろうとする血が、

  一ノ瀬君自身の抵抗によって、

  どんどん体に戻って行った。

  体力切れで倒れ込んだ一ノ瀬君は、

  どーよ、とでも自慢した様に

  大声を出した。

  兄さんを見ると顔を顰めている 


















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