hj.side
数日後
カミラと話してから、俺は事の顛末をしっかりとリクスに伝え、俺たち同士も再び意思を確認しあった。
俺たちにはお互いちゃんと想いがある。
だけど何とも言えない、この複雑な関係。
実際これからどうすればいいかなんて、よくわからない。
それでも、俺たちは一緒にいることに決めた。
支え合っていくことを決めた。
だって、俺たちは弱くて、脆くて、傷だらけだから。
俺たちは、お互いの傷を慰めあって、生きていくから。
とにかく、俺はどんな形であれ、リクスのそばにいる。
それだけは、確かなんだ。
こんな話も絶えずある。
リクスが気にしてないわけない。
でも、それを安心させられるのは、多分俺しかいない。
多分、普通の出会い方じゃ駄目だった。
俺たちには"普通"が逆に邪悪すぎるんだよ。
fl.side
僕の"王子様"は文字通り、僕のものになってくれた。
愛してくれる人を見つけた。
でも、思っていたより僕はたくさんのものを抱えていて、
思っていたより彼もいろんなものを持っていた。
僕は風紀委員だし、皆の嫌われ役になるのは仕方ないこと。
それでもずっとずっと、僕は愛を欲していた。
だから、
素直にそう伝えた。
この台詞に、自分の想い全て託した。
ヒョンジナは、笑った。
Next…
すっごいポエムっぽくなってしまってごめんなさい…………
新作です!読んでいただけると嬉しい……!!!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!