第29話

丹田🔞《🐶side》
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2023/12/12 00:46 更新
多分この恋はさ、本能だったんだと思うんだ。
いや、まぁ人狼の運命だったね。

狼は肉食で、血の匂いや肉の匂いに敏感なのは子供の頃からだった。
人の姿でもそれは感じていたけど、倫理的にはダメだということはよく教えて貰っていたし、血肉に飢えるような野生すぎるわけでも無かったから、人間社会に溶け込むのは難しくなかった。

僕たちが物心着いたくらいの時からの記憶だけど、君はお隣さんで生まれた時から既に近くにいた。
色んな人の匂いを感じてきたけど、君だけは特別に感じたてた。すごく甘い匂いがして、可愛くて、僕のものにしたかった。この感覚、普通の人間には分からないと思うんだけど、「喰らいたい」とかじゃなくて、甘くて自分の傍に置いておきたいって、パートナーにしたいって言う匂い。
本能的に、君が、好きだった。

だから、その時に君が《刻印の相手だ》って分かったんだよ。

一度狼としての体の使い方を学ぶために君の元から離れることになって、全く会わなくなってからはあっという間に10年近くも経っててさ。
ずっと君に会いたかった。

恋しくて、毎日毎日君のことばかり考えてた。元気にしてるかな、とか、もう大人の女性になったのかな、とか。
まさか君からこの学校に来てくれるなんて思ってなかったんだ。

みんなの前で、刻印の相手だってことを打ち明けてから数日が経った今日。

君と2人きり、2人だけの空間が欲しくてみんなに懇願して、外に出てもらったから、ジェミナたちとヴァンパイアの4人で浜辺でBBQしてるはず。

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一度はヴァンパイアたちのものになりかけた君が、優しく微笑む君が今はもう僕の腕の中にいる。

「ジェノ、大丈夫?」
JN「大丈夫じゃない」
拗ねたように言えば、笑う君。
もうお互い大人の体になってしまった。
僕は半分人間じゃないから同い年の普通の男性よりもはるかに力も嗅覚も強い。

JN「ねぇあなたちゃん、僕おおかみだからさ」
「うん…?」
JN「その…匂いがさ。あなたちゃん、君、もう下ぐずぐずでしょ」
「あぇ、!?」

とぼけた顔。可愛いね。真っ赤になって、しどろもどろして、僕の服を掴んだまま恥ずかしそうに目をそらす。
普通の人間じゃないから、君から出てる体液の匂いは全て僕の嗅覚をくすぐる。少し前から自分の中心に熱がこもって、痛い。君の匂いが強くなる度に、あなたちゃんの服を全部無理やりはぎ取りたくなる。
でも、無理矢理はだめ。
わかってる。

押し倒した君のすぐ側で、制御のために握ってるクッションがどんどん形を歪ませていく。
その隣で小さな君が、どうしようって顔してる。その顔可愛い、本当にかわいい。

JN「もう我慢できない。あなたちゃんお願い、僕に抱かれたくなかったら、お願い。逃げて。今すぐ逃げて、この部屋からずっと遠くに行って。」
「っ……」
JN「僕とセックスしたくなかったら、アイツら浜辺にいるから、今すぐ、そこまで逃げて」

荒い息とはしたなく大きく硬くなりつつある自分のモノ。
布越しとはいえ、君が僕に欲情してくれてる匂いに負けそうだよ。

でも君を悲しませたくなくて、怖がらせたくなくて、傷つけたくなくて。

JN「あなたちゃん…っ!」
「っ…ジェ、ノ」

あぁやめて…名前を呼ばないで……だめだよ、本当に……。
君を酷く犯しそうだよ。
理性を必死に保ってるけど、汗が垂れて、腕も首も全部に力が入って血管が浮きでてる。

瞳孔が震える君が、ゆっくり僕の名前を呼んだ。

「ジェノ。ジェノ、私もジェノを一番愛してるわ」
JN「…나도 사랑해」
「だからジェノ、大丈夫、好きにしていいよ」
JN「……後悔しない?」
「うん、しない」



…………


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《作者から》
ありがとうございます、点茶です‪(՞ .ˬ.՞)"‬
え!?ここまで!?と思われた方、ご安心ください。
まだ続きます。

結構ねっとり、、?執拗に、ゆっくりゆっくり、甘ーーく、ジェノが襲ってきますが、流石にフルで年齢制限になるのでお話を移行しました。

えっちなシーンは見たくないよ!という方はここでお話は終了です。
2人は幸せになったんだなぁということで、この後のあとがきを読んでいただければと思います。

年齢制限限定のお話は私のホームから見れるはずです。

それでは次の更新でお会いしましょう👋

てんちゃ

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