ht. side
ぱちっ
冬のひんやりした冷たい風が入ってこない 。
なら 、ここは室内だ 。
でも 、辺りを見渡す限り私の家じゃない 。
そう考えていると 、扉がかちゃりと空いて 、
私はここに誰かが住んでいると分かった 。
そう言って私に近づく彼 。
初対面のはずなのに 、少し懐かしいと思って
しまうのは私の気のせいだろうか 。
サファイアの様な青色の瞳 、
ベージュっぽい茶色の髪 。
そして凄く顔が整っている 。
でも …
私の声が聞こえていたのか 、
そう驚く彼 。
という事は …
正解 、と言われ背筋が凍る 。
一体 、何をされるのだろう 。
そういい 、黙る彼 。
まあ 、正論だし仕方ないよね 。
あ 、そういえば …
そういい 、忘れてたという顔をする 。
やっぱり忘れてたな 。
そういい 、言葉が出なくなる瑠衣 。
少し時間が経っただろうか 。
瑠衣が口を開く 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。