第3話

参加者は参加者に審判を下す
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2024/06/15 09:00 更新
【投票のルール】
・投票は「深涼美術館」の1階のホールで行う。・参加者は毎夕18時に投票を行う。最多得票者は「退場」となり、以降のゲームに参加することはできない。・参加者は自分に投票することができる。ただし、既に退場した参加者や参加者以外の者に投票することはできない。・最多得票者が2名いる場合、該当者は全員退場する。該当者が3名以上の場合、2名以下になるまで決選投票を繰り返す。・参加者の選択および投票には貸与スマートフォンを使用する。集計と最多得票者の発表は審判ジャッジが行う。・どの参加者がどの参加者に投票したのか、公開されない。・投票によって退場が決まった場合、その参加者の役職や陣営は開示されない。
【勝敗のルール】
・村人陣営は、狼陣営全員を「退場」させた場合、勝利となる。・村人陣営が勝利した場合、参加者全員が解放される。・狼陣営は、村人陣営の生存者数が狼陣営の生存者数と同じか、それ以下になった場合に勝利となる。・狼陣営が勝利した場合、参加者全員が退場し、二度と戻ってくることはない。
【狼陣営のルール】
・毎夜22時、狼陣営は退場していない参加者のうち1人を選ぶ。選ばれた参加者と狼陣営の部屋は解放され、狼陣営はその参加者を「退場」させる。・狼陣営が2人以上の場合も襲撃によって退場する参加者は毎夜1人である。狼陣営が狼陣営を襲撃することはできない。・「神狼フェンリル」は占いの結果が「村人」と判定される。・「神狼フェンリル」は退場する際、生存している村人陣営の参加者から、ランダムに選ばれた3人を道連れに退場させる。・「満月狼ハティ」は毎夕17時に1人の参加者を選ぶ。選ばれた参加者の占いの結果は、その夜のみ狼陣営となる。2日続けて同じ相手を選ぶことはできない。・「満月狼ハティ」が退場した後も能力発動の時間が設けられる。・狼陣営は役職が決定した時点で、もう1人の狼陣営と共犯者が誰なのか知らされる。
【各能力者のルール】
・「占い師」は毎夕17時に、自分以外の参加者1人を占い、その所属陣営を知ることができる。・「霊媒師」は毎夕17時に、前日の投票で退場した参加者の所属陣営を知ることができる。・「聖騎士」は毎夜21時に、自分以外の参加者を2人選ぶ。選ばれた参加者は二十四時間の間、狼陣営の攻撃から護られる。・「聖騎士」は2日続けて同じ2人を護ることはできない。・「聖騎士」が誰を守護しているのか知ることができるのは、「聖騎士」自身と審判ジャッジと伯爵のみである。・「魔女」は投票後に自分以外の参加者1人を選び、その参加者を「復活」か「退場」させることができる。・復活できるのは退場している参加者のみであり、退場するのは生存している参加者のみである。・「共犯者」は悪魔に憑依され、狼陣営の勝利を目的に行動する。狼陣営を不利にする言動を取ることはできない。・「村人」は特別な能力を持たない。・それぞれの役職者が退場した後も、能力発動の時間が設けられる。
審判ジャッジのルール】
・「審判ジャッジ」は悪魔に憑依され、どの陣営にも公平な審判をする。いずれか一方の陣営が有利になる言動や不利になる言動を取ることはできない。・「審判ジャッジ」はゲームの進行をする。・「審判ジャッジ」はどの陣営にも属さない。・投票や襲撃の対象として「審判ジャッジ」を選ぶことはできない。・「審判ジャッジ」は投票ができない。・「審判ジャッジ」は役職が決定した時点で、全参加者の全役職を知らされる。・「審判ジャッジ」は役職決定時に公開される。・「審判ジャッジ」は禁止事項が適応されない。
《禁止事項》
・参加者は参加者に対して暴力を行使してはならない。・参加者はゲームが終わるまで深涼美術館の敷地外に出てはならない。・狼陣営以外の参加者は他の参加者の部屋に入ってはならない。・参加者は貸与スマートフォンや美術館の設備、ホテルの設備を壊すなどの行為で、ゲームの進行を妨げてはならない。・参加者は審判ジャッジの指示から5分以内に投票を行わなければならない。・参加者の投票は1日につき1人1票とする。投票後の取り消しはできない。・参加者は毎日必ず投票を行わなければならない。・参加者は17時から17時5分のあいだ、指定の椅子を離れてはならない。・参加者は18時から18時5分のあいだ、指定の椅子を離れてはならない。・狼陣営以外の参加者は21時から翌朝7時までのあいだ、部屋の外に出てはならない。・襲撃を終えた狼陣営は22時15分までに部屋へ戻らなければならない。・参加者は他の参加者が禁止事項に違反するように企図してはならない。※いずれかの禁止事項を破った参加者は強制的に「退場」となる。
伯爵
今回は諸君にも審判を体験してもらおうと思う。
早緑キツネ
何、それ。
沈黙が挟まれた。
新しいルールに困惑している。
全員が顔を上げたところでカイコが声を上げた。
桔梗路カイコ
役職は?
伯爵
封筒の中に入っているよ。
カードが視界に滑り込んできた。
役職を確認し終えるとカードがじゅわっと灰になった。
伯爵
では、ジャッジを公開しよう。
伯爵
今回ジャッジを務めるのはー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 






































伯爵
桃原フクロウくんだ。
そいつが前に出た。
そしてくるりと振り向いた。
桃原フクロウ
よろしく。
命がけのゲームが始まる。

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