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第9話

project . 9
あなたside




今から2年前、

私が13歳の時親から政略結婚させられた





最初はすごく優しい人だった








でも、日が経っていくにつれて


私に暴力を振るうようになった







たかし
たかし
おい、てめぇ飯はまだか??
萩原
萩原
い、今…作って、ま、す
たかし
たかし
はっきり喋れよ! 殴る
萩原
萩原
ご、ごめんなさい…
たかし
たかし
作んのおせぇんだよ
たかし
たかし
さっさと作れ、とろいんだよ!髪の毛を引っ張っる
萩原
萩原
ご、ごめんな…さ、い。



こんな事が毎日続いた




やりたい事もできない、




学校も通えない





毎日あの人がみてる中で生活しなきゃいけない




自由なことが出来ない





自由に笑えない




好きな仕事ができない





今もあの人が決めた仕事をしている






こんな生活が耐えられなくなって両親に相談した












そしたらその二週間後

















両親が死んだ…







寝てる間に家に火が付けられたそうだ








殺人事件とされ、今も犯人を捜索中



私はあの人がやったとしか思えない。







でも、警察の中にも知り合いがいるそうで

いくら警察に言ったって意味が無い








そんな中、彼もそろそろ危機感を感じたのか、

私を連れてアメリカ、ここニューヨークに来た






そして買い物に行く途中に
音楽が流れてる建物を見つけた


それがここ。








そして、みんなを見てたら
私もあんな風に笑いたくなった



みんなみたいに大好きなダンスを踊って


大好きな歌を歌って





仲間と笑いあって



みんなで苦楽を乗り越えて







みんなで一緒にたくさんの汗をかいて







そんな姿に魅了され毎日見に来るようになった
ちょっと長居してしまうと


遅いと怒られ殴られたりするけど、








そんなのが気にもならないくらい


そこにいる時間を忘れてしまうくらい









彼らの笑顔。彼らのダンス。彼らの歌声は
私の心を染めた









あの人に何をされても、あの人に何を言われても


私はなんでも平気な気がしたんだ








君たちの笑顔がある限り


私は根拠のない自信と幸せ幸福感を感じていた







最近はあの人に嘘をつくことも覚えた








長居しすぎて遅くなった時は

レジが混んでた、急に仕事に呼び出された。





などと嘘もつけるようになった







それも全部君たちのおかげなんだよ。




____くんのおかげなんだよ…。