第7話

氷華が6つ
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2023/11/18 07:52




童磨
酷いじゃないか。宿儺
童磨
せっかく、虎杖悠仁という枷があるのに、それを壊そうとしないとは
童磨
さっさとそんな者、殺して喰ってしまえば良いものを



童磨は笑顔のまま呟く



あなたの懐にあった人形が、急に大きくなっていた



大きくなった人形は
頭の上に赤い物がべっとりと付いている




まるで、血のような物が






宿儺
ケヒッ、生憎だが。
我は御主のように人を喰わぬのでな
宿儺
殺しはするが



片や宿儺は、虎杖の頬から話をしている




その姿に腹を立てたのか、額に青筋が出ている







童磨
俺、昔は教祖をしていてね、あなたと一緒にいたくて鬼になったら
童磨
『お前のになるくらいなら、死んでやる』って言ったっきり、ずぅっと会えてなかった
童磨
でも、今世でやっと会えた



『けどね、邪魔なんだよお前』



童磨の冷たい瞳が、虎杖に向く







虎杖悠仁
え?俺??!
童磨
そうだよ、良い加減にしろよ、人間ごときの分際で
童磨
俺、男を喰らうのは嫌だけど、別に殺せないわけじゃないから



五条悟
はい!ストーーーップ!!!
宿儺
なんだ?
童磨
今話の途中なんだけど
童磨
何?殺されたいの?




違うから!!


五条が大きな声で言った




五条悟
悠仁は、僕の大切な教え子なの!!
五条悟
君に殺されたら困るんだよ!!!
童磨
はぁ?それ、唯の自分の都合じゃ((






眠っていたあなたが目を醒まし





童磨の頭に拳骨を一発






因みにゴリラかと疑うほど、あなたは強い




まさに、戦場を駆け抜ける武人の強さである












別に戦場など、行ったこともないが







童磨
カハッ
あなた
人の体散々使っていて、放置とは良いごみ分だな
あなた
このクソ教祖がッッッ!!!!




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