第6話

5時間目、救いの時間
38
2026/04/30 14:17 更新
あなた
はぁ……
殺しに行くとか言ったのに、迷子になっちゃったw
あーあー…バカみたいw
カルマ
…………!
カルマ
あなたの下の名前書いてね〜?
あなた
ぁ………どうしてここにいるの
カルマ
あなたの下の名前書いてね〜を探しに来ただけだけど?
あなた
なんで探しに来たの……
カルマ
あの事件……覚えてる?
あなた
え……………
カルマ
あー……何年も前だから忘れた?
あなた
…うるさい!
あなた
何も知らないくせに!
あなた
探しに来たとか、嘘っぽいこと言わないでよ!
あなた
うッ………うぅ…
あなた
カルマなんかぁ…ッぐすっ
カルマ
……
ぎゅっ……
あなた
………………?
カルマ
確かに俺は当の本人ほど知らないよ?でもね
カルマ
幼い時、怖がられて友達もいなかった俺は、確かにあなたの下の名前書いてね〜に救われた。それに嬉しかった。
カルマ
だから、今度は俺があなたの下の名前書いてね〜を救いたい。
あなた
うっ……
カルマ
あの時さ、俺がもっと大丈夫だよって言ってあげとけば良かったって後悔してる…
カルマ
俺は、当時からあなたの下の名前書いてね〜が大切だった。
カルマ
……好きだった
カルマ
あなたの下の名前書いてね〜が良いならさ、あなたの下の名前書いてね〜の思いとか、聞かせてよ?
カルマ
次こそは本当に守りたい
カルマ
……こんなこと言ってる俺、嘘っぽく見える?
あなた
……!
嘘を着くやつの顔はほとんどわかる。
沢山嘘をつかれて、騙されて、痛い思いしてきたから
でも……カルマくんは…
今まで見た事ないような本気な目で見つめてきた
……あれ?w
なんで私……
あなた
あ……あぁ"ッ…泣
泣いてるの?
あなた
ねぇ"カルマくんッ…
あなた
辛かっ"たの…!怖かったの…!
あなた
今の家も帰りたくないの…泣
苦しいのヤダよ!
あなた
私に殺された人たちに許して欲しいなんて願ってない泣
あなた
でも……ッでも!
あなた
カルマくんとだけはッ…嫌な関係になりたくない…!ぐすっ…ひっく……
カルマ
ポンポン
彼は私の背中をぽんぽんと叩きながら、言った
カルマ
今あなたの下の名前書いてね〜が辛い思いしてるのも、殺された人達からの恨みなんだろうけどさ…
カルマ
あなたの下の名前書いてね〜の場合、せいぜい数人しか殺してないよね?だったらもう解放されてもいいと思うんだよね〜
あなた
……?
どうして知ってるんだろう…
私が殺した人数……
たしかに彼の言うとおり、私はたったの6人程度しか殺していない…
約9年でこの数……暗殺者にしては少ないと思う…
カルマ
(殺せんせーが教えてくれたこの情報…)
カルマ
(あのタコと何か関係があったかは分からないけど)
カルマ
(またあなたの下の名前書いてね〜と一緒に居られる機会ができて、俺は嬉しい)
あなた
カルマ……くん…泣
あなた
あのね!また……あなたの下の名前書いてね〜ちゃんって呼んで……ッ?
カルマ
わかった…これからもよろしくね、あなたの下の名前書いてね〜ちゃん
背中を優しく叩いてくれたあとは、頭を優しく撫でてくれた
嬉しかった。やっと、あの時のような自分で居られるんだって思った。

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