西暦2000年、地球の外は、丸ごと異宙と呼ばれる異世界へと転生していた。その後、人型をした虫、幻術を使う能力者。異宙人と呼ばれる、様々な生態系が増えて行き、地球は混沌に包まれた。
──というのも、もう27年も前のお話。当時の人間は大変困惑したそうだが、今は人間と異宙人の共存の取り組みも進められていた。
そんな中、リサイクルショップの地下に設置された『カレコレ屋』。言い値で依頼をこなす、いわば何でも屋だ。人間、異宙人問わず手助けをする。そんな店舗。
リサイクルショップの階段を下った先、小さなドアが見える。傍には看板。『カレコレ屋』
すると、ドアから誰か出てきた。
カレコレ屋のカゲチヨ。
吸血鬼×ゾンビのハーフで、血液操作などが可能。脳と心臓を同時に破壊されない限り不老不死。
──その奥から、もうひとり出てくる。
カレコレ屋のヒサメ。
雪女×カンナカムイ×人間の混血児で、飛行や氷を出すなど、できることが多い。
カレコレ屋の中に入った。
低いテーブルと、それを挟むようにオレンジ色のソファが2つ。
壁にはYou〇ubeの金盾と『早い安いテキトー』といかにも適当な字で書かれた大きな壁掛け。
お茶が出された。
カレコレ屋の手伝いのドライ。
スライム×リビングアーマー×人間の混血児で、防御力が高く、相手を拘束することもできる。
この取材の始まりはここからだった。
そして、まさかあんな事件に巻き込まれるとは、この時は誰も知らなかった。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。