第3話

今日も明日も特別がいい【sgi】
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2025/10/17 14:08 更新
朝の光に揺れるカーテン。

目を覚ますと、隣にいる彼の横顔が目に飛び込んでくる。

恋人であり、研究者であり、そして何よりも、私を一番甘やかしてくれる人。



sgi
……おはよう、あなた




低い声が耳に心地よく響く。

寝ぼけ眼の私に、彼はそっと額に口づけを落とした。



sgi
まだ眠い?
あなた
…うん。
あなた
でも駿貴くんの声で覚めちゃった




彼はクスッと笑って、腕を伸ばし、私を自分の胸へと引き寄せる。



sgi
なら、もうちょっとこうしていようよ
sgi
今日は収録午後からだし




時計の針なんて見なくても、この時間が特別だとわかる。




付き合い始めてからというもの、彼はとにかく甘い。

外では落ち着いた大人っぽさ全開なのに、私といるときは笑ってばかり。



sgi
あなたはさ、ほんと不思議だよね。
sgi
いるだけで全部特別に見える
あなた
またそういう事言っちゃって…
sgi
いや本気
sgi
俺の一日って、あなたがいるだけで“記念日”になるんよ?
sgi
初デート記念日に、初めてのツーショ記念日に…




さらりとそういうことを言ってくるのが、ずるい。

年下の私には到底勝てない大人の余裕で、気づけば頬が熱くなっている。



あなた
駿貴くん、ほんと甘やかしすぎ
sgi
だって、俺の恋人だからね!
sgi
溺愛させてよ




少し照れながらも堂々とそう言う彼に、私はいつも心を掴まれてしまう。




ある日の夜。

机に広がるレポートや原稿を前に、彼は忙しそうにキーボードを叩いていた。

邪魔をしちゃいけないとわかっていながら、私はぽつりと呟いてしまう。



あなた
…ねぇ、駿貴くん
あなた
私、本当に隣にいて良いのかな




手を止めた彼が、驚いたように私を見た。



sgi
どうしたの、急に
あなた
だって、駿貴くんってすごい人だし、私なんか、普通すぎるから




心の奥に潜んでいた不安が言葉になった瞬間、涙がこぼれそうになるが、

忙しい彼に迷惑かけまいと、必死にこらえる。

けれど彼は席を立ち、私の前にしゃがみ込むと、両手で優しく頬を包んだ。



sgi
…あなた。俺にとって一番大切なのは、君なんだよ
sgi
ただ、君が笑ってくれるだけで、今日が特別になる。
sgi
それだけで十分なんだ




彼の真剣な眼差しに、不安は溶けていった。



sgi
ね。だから今日も、明日も、明後日も……
sgi
ずっと特別にしていこうな?
あなた
うん、っ!




涙の代わりに笑みが零れ、私はただ頷くしかなかった。

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