第8話

かなダイ
30
2025/10/03 09:15 更新
設定さん
大学生
恋人
主
本ど編ぞ本編どぞ
大学のキャンパスは昼休みのざわめきに包まれていた
談笑する学生の声があちらこちらからと聞こえる中、ダイヤは静かに書類の整理をしていた、ダイヤのもとに駆け足で近づいてくる影が一つ
後輩ちゃん
後輩ちゃん
ダイヤ先輩!
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
ん?とうしましたか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
この前の大会で私のミスをカバーしてくれてありがとうございました!しかもそのまま優勝までするなんて…尊敬しかありません!
後輩の熱のこもった言葉にダイヤは熱を覚え、頬を赤らめる
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
いえ、私は当然の事をしたまでですわ。それに、優勝できたのは皆さんが全力を尽くした結果です
そう返すものの、褒められることへの居心地の悪さと、否定しきれない嬉しさが胸の奥で入り交じる
後輩ちゃん
後輩ちゃん
またまた!謙遜して!
後輩は少し間を置いて
後輩ちゃん
後輩ちゃん
話は変わるんですけど、大会に行ったみんなでお祝いの打ち上げに行くんです!ぜひダイヤ先輩も来てください!
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
い、いえ…私はそういう場があまり得意ではありませんので…
断ろうとした瞬間、後輩は大きな瞳を潤ませ必死に説得する
後輩ちゃん
後輩ちゃん
お願いです!ダイヤ先輩にも来てほしいんです!ダイヤ先輩と行きたいんです!
ダイヤはそんな後輩を前にして断ることができなかった
帰宅したダイヤはソファに腰をかけてスポーツ雑誌を見ていた果南に今日の事を話した
松浦 果南
松浦 果南
打ち上げに行く!?どういう風の吹きまわし!?
案の定果南は驚き戸惑いを隠せない様子だった、なぜならダイヤは飲み会や打ち上げなどには参加することが殆どない、故にダイヤが打ち上げに行くと言い果南は驚いた
ダイヤはカーディガンを脱ぎながら小さくため息をつき
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
仕方ないでしょう…あんなふうにお願いされて断れるほど私は強くありません
松浦 果南
松浦 果南
ぜっったいその子ダイヤの事狙ってるよね!
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
えぇ、まぁそうでしょうね
果南はうぅ〜と唸りながら軽く頭を搔く
松浦 果南
松浦 果南
ねぇやっぱり恋人だって公にしたら駄目?
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
だ、駄目です!
2人は恋人だということを周りに言っていない、理由は単純、ダイヤが恥ずかしいからだ、故に果南はダイヤの意見を尊重して周りには隠している、だが果南はダイヤが告白やこういうお誘いをされる度にそれが嫌で公にしたいという気持ちが出てくる、しかしダイヤが嫌がることはなるべくしたくないためなんとか気持ちを抑えている
松浦 果南
松浦 果南
本当は止めたい…とめたいけど…わかった、行ってきな、楽しんでおいで
果南は渋々了承する
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
そんなに心配しなくても私が愛しているのは果南さんだけですよ
2日後、打ち上げの席は予想以上に賑やかだった、ダイヤはそういう席での酒の適量がわからず進められるままに口をつけた
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
んん〜…
その結果帰る頃には泥酔状態になっていた
後輩ちゃん
後輩ちゃん
だダイヤ先輩大丈夫ですか?帰れます?
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
らいひょうぶれす…わ…
そんな言葉とは裏腹にダイヤの足取りは今にも倒れそうだった
後輩ちゃん
後輩ちゃん
あの…!ダイヤ先輩!私の家すぐ近くなのでよかったら…!
松浦 果南
松浦 果南
ごめんね、その子私の恋人なんだ
その瞬間後輩の言葉を遮るように凛とした声が聞こえた
後輩ちゃん
後輩ちゃん
か、果南先輩!?なんでここに…というより恋人って…!
松浦 果南
松浦 果南
ごめんね、ダイヤに言うなって口止めされてたんだ
一瞬の静寂のあとダイヤは果南の顔を見るなり表情が一気に明るくなり
黒澤 ダイヤ
黒澤 ダイヤ
かなんしゃん…!
そう言いダイヤは果南に飛びついて頬を擦り寄せながら好きと繰り返す
後輩はそんなダイヤの姿を見て唖然としていた
松浦 果南
松浦 果南
ごめんね、ダイヤは私のだから
そういい果南はダイヤを軽々とお姫様抱っこして帰って行った
主
ダイかなを待ってた人はごめんなさい
主
かなダイになりました()

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