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第3話

"僕の刀"を貸してやる
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2024/06/23 14:13 更新
保科
      君のバイタルに異常が出ている      
保科
      恐らく複数箇所の骨折 、またはそれ以上の負傷があるかもしれん      
保科
      審査側としては君にリタイアを進めるけど 、どないする?      
あなた
      … !!      
( 良かった … )
   失格では無いみたい …… 。

保科副隊長が言う通り
私は複数箇所の骨折
またはそれ以上の負傷をしている 。




あなた
      (  まだ痛い …  )      
   正直に言うと
今は話すだけでもかなり傷が痛むし

なんなら折れた骨が筋肉に突き刺さって
涙が溢れそうなのを抑えている 。
内臓に刺さらなかったのが唯一の救いかな …
あなた
      やれます … まだ 。やらせて下さい      



保科
      しゃーないな 。ヤバかったらまた遠隔シールドやで            
あなた
      … はい !      
保科
      そんで 、そうと決まれば君に提案があるんやけど      
あなた
      はい!!なんでしょうか?      
   一件落着に思えたが
保科副隊長が私に語りかけるなり

一体のドローンがこっちに向かって飛んできた 。







保科
      君に 、"僕の刀"を貸してやる      



あなた
      か 、刀???      
保科
      せや 。さっき見て思たんやけど 、君銃器の才能皆無やろ?      
あなた
      … まぁ 、そうですね 、、      
   副隊長にハッキリとそう言われ
事実なだけに少し落ち込む
保科
      あ 、凹むことないであなたの名字ちゃん 。      
保科
      なんなら 、君の解放戦力にも"これ"が関係してるかもしれんのや      
あなた
      (  これ … って  )      
あなた
      一体どういう事ですか?      
保科
      まぁ使ってからのお楽しみやな!      
ぶっちゃけ僕にもよう分からへんから 、とりあえずやってみるしかない
保科
      僕の刀と言っても練習用のやし 、気にせず使ってええよ 。      

それを最後に 、副隊長の声がブツリと切れる
あなた
      (  … どうなるか分からないけど 、失格じゃ無いだけ良しとしよう  )      

届けられた箱を開け
漆黒の刀を手にすると 、不思議と力が湧いてきた 。


   なんだか頑張れそう … !!

刀を持ち 、その場を立ち去ろうと体を起こす
すると
日比野カフカ
      待ってくれ!あなたの名字      
日比野カフカ
      お前の怪獣討伐 、俺に手伝わせてくれねぇか?      
あなた
      えっ?      
   おじさんが私に手を差し伸べてくれた 。

私は差し伸べられた手を取ると
おじさんは申し訳なさそうに言った
日比野カフカ
      助けてくれた礼がしたいんだ 。      
   改めて「ありがとう」というおじさん
続けて同行している子も私にお礼を言ってくれた 。
市川レノ
      市川レノです 。      
俺にもそうさせて下さい
   お礼 …… 
大した事出来てないけど 、
感謝されるのはやっぱり嬉しいな

それに 、この身体で刀を振るのも困難だし …
あなた
      そういう事なら 、お言葉に甘えても良いかな ……      


─────────


保科
      ギャハハハハハハ!!!      
保科
      まじかこいつら!!!      
日比野カフカ
      いくぞお前ら!!合体作戦だァ!!      
市川レノ
      めっちゃ見られてて恥ずかしいんすけど!!!      
あなた
      ちょっ 、スピード早くないですか … ?      

その後 、おじさん考案の合体作戦により

私が2人の上に乗り
騎馬戦の用な状態で道を駆け抜けて行く 。
市川レノ
      あっ 、あそこに一体!!まだ怪獣がいます!!      
日比野カフカ
      おっしゃ 、あなたの名字!行けるか?!      
   20m程先
瓦礫のすぐ下に小型の怪獣を発見する 。

刀じゃ届かない … けど
あなた
      よいしょ !      
   私は怪獣の方まで刀を投げ飛ばす

あばら骨が痛い
凄く痛いけど 、その痛みを最小限に抑え
何とか腕を動かした
あなた
      (  !!  )      
   すると 、なんと見事命中し
核があらわになる 。

すかさず市川君がそこを撃つと
怪獣は瞬く間に消し飛んだ 。
あなた
      やった !!!      

仲間と協力して怪獣を倒せた 。
身体中痛いけど 、私は小さくガッツポーズを決める



そしてそれは思った以上に嬉しい事で

思った以上に疲れる事でもあった 。



   一方
四ノ宮キコルが怪獣を殲滅
小此木
      本獣撃破      
小此木
      さ 、最終審査 … 終了!!      

私はその通達を最後に


ぱたりと意識を手放してしまった








市川レノ
      あなたの名字 … ?      

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