◯月◯日。
俺たちは、
からぴちミュージアムのグッズ紹介をするために、
部屋で機材やグッズの準備をしていた。
グッズの種類も多いから、
今日は結構時間がかかりそうだな。
そう思いながら、水を求め、キッチンの方に行くと、
なぜかのあさんが一人で黙々と作業をしていた。
エプロン姿、束ねた髪の毛、耐熱手袋。
そして目の前には大きな鍋。
振り返ったのあさんは、なぜか達成感の顔をしていた
鍋の中を除くと、野菜がゴロゴロ沢山入っていた。
めちゃめちゃ本格的だ。
そう言った瞬間、後ろからたっつんが現れて
大声を出した。
その声に気づいた他メンバーもぞろぞろ集まってきた
一気に騒がしくなるキッチン。
のあさんは皆の反応の大きさにちょっと固まってた。
その言い方が真っ直ぐすぎて、全員が同時に黙った。
のあさんは鍋を見て、少しだけしょんぼり。
ぼつすぎ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!