月が良く見える日 、今宵も1人の女性は 、屋上で怪盗を追い掛けていた。
その怪盗は焦りの表情は見えず、余裕な顔で1人 、2人と警備員の攻撃を躱す。
怪盗を追い掛けていた女性の足が止まる。
其れを見計らったように怪盗は気球に乗り込む。
屋上の手摺りに捕まり 、気球に手を伸ばすが空を切る手が戻ってくる。
怒りを込めて手摺りを殴るが 、返って来るのは痛みだけで手を摩る。
私達 、警察が頭を悩ませる存在__
其れは月下の怪盗達だった
線密な計画や立ち回りで私達の目を暗ます神出鬼没の怪盗を始め 、
高所をものともせず、夜の街を大胆不敵に駆け回る月夜に駆ける怪盗や
優美かつ大胆な身のこなしで、警察や探偵を翻弄している夜風に舞う怪盗等
それにしてもあの怪盗如何して私の名前を知っているんだ …?
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気球に乗り、金鉱石を片手に夜空を見る。
外套を靡かせ 、片目に仮面を付けた怪盗は先程の彼女をうっとりと眺める。
その瞳には 、薄っすら気概の印が浮かんでいた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。