side.田中樹
ずっと、北斗と一緒に行動していた健人。
健人なら、北斗が何処にいるか知ってるかもしれない。
でもまぁ、教えてくれるかは別としてだけどね 苦笑
こうやって、みんなで話してわちゃわちゃできるのが、夢みたいで。
ここに、北斗がいないのが苦しくて仕方なくて。
彼奴のせいで、俺らの人生は変わった。
北斗と、離れ離れになった。
ねぇ北斗、帰ってきてよ…
俺、今ならどれだけ北斗に甘えられても嫌な顔とかしないよ…?
逆に、俺の方がずっと甘えて構うよ…?
ねぇ、お願い…
絶対迎えに行くからさ、逃げないで待っててよ。
俺の手術をした病院に……?
なんで、そんな回りくどいことするんだろう。
…もしかして……
……北斗と先生になんらかの関係があるのなら、先生は俺らのことが憎くて仕方なかったと思う。
北斗を傷つけた張本人たちが、呑気に話してるんだから。
ねぇ北斗、北斗は今…どこにいるの…?













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。