第37話

36.再会
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2026/07/23 21:00 更新
side.田中樹
中島健人
あ、久しぶり
中島健人
よく来たね
医者
ここはうちの病院なんだけど?
中島健人
まぁまぁ、いいじゃないですか
裏口から案内された部屋に入ると、そこで待っていたのは仲良さそうな健人と先生の2人。
北斗がいないことに落胆したけど、それよりもこの2人に接点があったことが驚きすぎる。
高地優吾
とりあえず、これ菓子折りです
高地優吾
おふたりに手伝ってもらうお礼も兼ねて
そう言って2つの菓子折りを取り出した高地。
そんな高地の後ろで、慌てて頭を下げたあとに健人と先生を見つめる俺ら。
中島健人
…ありがとね
医者
やっぱり、お前らはこうだよな〜…
どこか懐かしそうな、寂しそうな瞳で菓子折りを受け取る健人と先生。
そういえば、なんか2人ともどこか雰囲気が似てる気が…
気の所為、か?
高地優吾
というか、なんで健人は先生とこんなに仲良さそうなんだよ?
指定された椅子に座って、お互いに向き合う。
ついでだから〜とか言って俺の瞳の検診を始める先生は意味分からない。
中島健人
えっとね、とりあえずみんなが一番気になっているであろうことから言っちゃうよ
京本大我
ちょ、待って、樹のこれは放置でいいの?
中島健人
あー、この人はいつもこんなんだから平気平気
京本大我
あ、そうなんだ……
医者
風評被害だぞー
中島健人
間違ったことは言ってないのでセーフです
…やっぱり、めっちゃ仲良いんだよなこの2人。
なに繋がりなんだろう…
中島健人
で、話を戻すけど…
中島健人
この病院に、北斗が通院していたことは確かだよ
中島健人
ずっと前からね
その言葉を聞いて、やっぱり…という思いが心の中に広がる。
おそらく、北斗は俺よりも前からこの病院に通院している。
そして、担当の先生が…
ジェシー
えっと、てことは北斗の担当が…
医者
俺ってことだね
やっぱり……
…なんだろう。
なにか、知らなかった方がよかったと思う何かが少しづつ近づいてきてる気がする。
でも、俺らは知らなきゃ行けないから。
嫌な予感は1度置いておいて、2人が語ってくれる話に集中することにした。

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