第46話

45.秘密基地
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2026/08/01 21:00 更新
side.田中樹
健人が運転する車に乗って、2時間ぐらい6人で話しながら向かう。
どうやら北斗は俺らが裏切ってしまっていたときも、ずっと俺らのことを大切に想ってくれていたらしくて。
なんでこんなに健気な子を、傷つけるような真似をしたのだろうと自己嫌悪に陥ったのは内緒。
口に出したら多分、北斗に怒られちゃうからね。
中島健人
……よし、着いたよ
田中樹
ありがと健人!
京本大我
ありがとう
高地優吾
ありがと!!
ジェシー
ありがとー!!!!
森本慎太郎
ありがと!!!!
中島健人
どういたしまして
着いたのは、見覚えのある砂浜。
Jrのときから、俺らの心の拠り所だったこの場所。
田中樹
…そっか…北斗、俺らの秘密基地で最期を迎えたんだね
高地優吾
ここ、俺らだけの秘密基地だもんな
京本大我
みんな、ちゃんとこの秘密基地のこと覚えてたんだね
俺だけだと思ってた。
秘密基地を、まだ覚えているのは。
でも、違ったみたい。
みんな覚えていたし、ちゃんと“秘密基地”としてこの場所は思い出に残っていた。
中島健人
秘密基地…?
ジェシー
そう!!!Jrのときから、俺らSixTONESがなにか辛いことがあったら来てた場所がここ!!!
森本慎太郎
それを俺らは秘密基地って呼んで、他の人たちに教えないようにしてたんだよね
中島健人
……そっ、か…だから北斗は…
周りを見渡して、優しく微笑んだ健人。
北斗と最期まで一緒にいたのは、健人だから。
だから多分、健人にしか分からない北斗の感情がある。
中島健人
北斗ね、すごい嬉しそうだったんだよ
中島健人
もうすぐ、死んじゃうっていうのに…
中島健人
それなのに、心底幸せそうに笑ってた
中島健人
……そっか、ここがSixTONESの思い出の場所だったからなんだね
…北斗、怖かったよな?
だって、痛いのは嫌いだって、苦しいのは嫌いだって言ってたじゃん。
それなのに、そんなに幸せそうだったの?
ここに、俺らとの思い出の場所に来れたから?
…ほんと、可愛い俺の片割れ。
ジェシー
じゃあもう少し頑張ったら、俺らもここから北斗のところに行こっか
高地優吾
だな、北斗が待っててくれるかもだし 笑
森本慎太郎
北斗に会えるの楽しみだなー!!
不謹慎かもだけどさ、嬉しかったよ。
北斗が人生の最期をここって選んでくれて。
他のなによりも、SixTONESとの思い出を大切にしてくれて。
だから今度は、俺らが思い出を刻むからね。
だからさ…
田中樹
ちゃんと、目を離さずに見てろよ
俺らは、北斗のために頑張るからさ。

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