放課後
真奈
ねね!帰りに駅前のカフェ行かない?
真奈
最近オープンしたんだけど、めっちゃオシャレなの~💖
結衣
いいよ…あっ!ファイル忘れちゃった!
結衣
ごめん、ちょっと待ってて!
真奈
おっけ〜
急いで結衣は階段を駆け登る
結衣
(はぁはぁ…三階まで登るの…結構…つらい…)
結衣
(ふぅ…やっと着いた。さ、ファイル取ろ…)
誰もいない教室に隼が寝ていた
結衣
(え?なんで寝てんだろ…)
結衣
(よぉし、ちょっと驚かしてやるか!)
ニヤニヤ顔で隼に近づいたが
結衣
(あれ…?本当に寝てる…)
結衣
(起こしたらかわいそうだよね…)
そう思いながら、少しだけ隼に近づいてみる
結衣
(…うわぁ、結構寝顔かわいい…)
結衣
(まつ毛長いし、肌綺麗だし…)
結衣
(隼って子供っぽいけど、なかなかイケメンなんだよね…)
つい見入って隼の目と鼻が当たるぐらい
顔を近づけたら
隼
…んっ……?…わっ!!!
結衣が目の前にいてビックリして
立ち上がる隼
結衣
あっ…ごめん!つい見入っちゃった!
隼
……はっ?え…へ…あ…い…いや、びっくりするだろ!!!
結衣
ごめんって!ただ隼って意外とイケメンだよねって思っただけ!
ごめんのポーズでぺろっと舌を出しながら
謝る結衣。
隼
…………えっ!!!ま、マジで!!?
急に口を手で隠し顔が赤くなった隼
結衣
…?どうしたのよ?
隼
い、いや!あ、あたりまえだろ!
隼
俺はいつでもイケメンだからな!
結衣
はいはい、分かりましたよーだ!
結衣
あ!これからカフェ寄るんだけど
結衣
隼もくる?
隼
えっ!いいの!?
隼
俺、あそこのカフェのチョコケーキ食べたかったんだよ!!
結衣
私も!!あれ絶対おいしいよね!!
隼
じゃあ、早く行こーぜ!
結衣
うん!
教室をあとにして、2人は階段を駆け降りていった
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!