目を開けると、俺は真っ暗な部屋に居た
なんか重いな……俺の体の上に誰か乗ってるのか…
そう思い俺は起き上がると俺の上に乗っているのはりうらくんだった
りうらくんも寝ていてスースーと寝息をたてている
その横顔が綺麗で思わず見とれてしまう
突然名前を呼ばれビクッとする
りうらくんはまだ眠たそうに挨拶をした
と笑顔で言うりうらくん
うん……りうらくんもね
と言いたかったがあえて口には出さなかった
俺また何かしちゃったのか…
反則ってなんだろ…?
りうらくん、さっきもそんな事言ってたような…
りうらくんは話を逸らすようにそう言った
部屋に戻っちゃうのか…
ってなんで俺悲しんでんだ…?
一人で寝るなんていつもの事だろ…… なのに
なんで……
俺はりうらくんの袖を掴んだ
……
あ、あれ?俺何言って……
俺……何言ってんだ……?
体全身が熱い
自分で言った癖に自分で恥ずかしがってるなんて……
って、そんなわけないか
俺に恥ずかしがるとかいうのは無いと思うし……
暗くて顔は良く見えないけど彼の体温で照れてる事が伝わってくる













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!