第13話

第八、五話 一昨日
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2023/08/26 06:17
一昨日の夕暮れ




高華王国にて───────



ヨナ
ん〜、、、二人共遅いわね
ユン
もう二時間は経ってるよ、、、
キジャ
姫様!!私達が探して来ます!!
ヨナ
待って!私も行くわ
ゼノ
でも、待て、、、





ゼノがキジャとシンアを深刻そうな、困った顔で見る



キジャ
!これは─────
















シンア
──────二人の気配がどこにも無い








✧ ✧ ✧






ハク
ハァッ   ハァッ
ハク
ったく、どこ行ったんだよあいつら!!





あれから大分走り回って探したが一向に見つから無い




気配が無いとシンアが言った時から嫌な想像が頭を過る




二人は絶対に何事も無いと信じて居ても




その時、不意に声が聞こえた



ゼノ
兄ちゃん!!
ゼノ
こっちに来てくれ!!
ハク
何だ!もしかしてあいつらが──
ゼノ
いや違う、、、
ゼノ
取り敢えず来てくれ!





そして、ゼノに連れられ向かった先には




目を疑う様な物が



ハク
!?
ハク
これは、、、





そこにあったのは、二人が持って行った鞄と買った食料や薬だった




鞄の蓋が開いて買った物が散乱して居る



ヨナ
!ハク!
ユン
ねぇ、どうしよう、、、
ゼノ
、、、安心しろ、二人は絶対無事だから





ゼノが出来るだけ明るい声で言った




けれども、不安は隠しきれて居ない



キジャ
それもそうだな、、、
ユン
でも、とにかく見つけないと
キジャ
そうだ!
キジャ
シンア、地面に足跡は無いか?!
シンア
、、、無い
シンア
どこにも、、、





ここに向かって歩いた時の足跡以外見つからないという




これではもうどうしようもなくなってしまったのでは無いか




一体あいつらの身に何が起こったんだ



考えても本当に何もわからなかった




すると、突然後ろから聞き覚えの無い声が自分達に話しかけて来た





すみません!少し良いですか?



























主
出すの遅くなってすみません!
主
テスト期間中なので勉強が、、、
主
終わったら投稿頻度戻します!





















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