第37話

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2023/11/19 23:24 更新
※ 零 視点
雨宮 零
雨宮 零
う、
ここはどこ…?
確かさっき誰かに頭を殴られて…
雨宮 零
雨宮 零
!!
意識がはっきりしてきた僕はまだ僕を殴った犯人が近くにいるかもと慌てて身を起こした。
僕の居る部屋には僕以外誰もいないみたいだった。

狭くて薄暗いところだ……ここは…倉庫?
雨宮 零
雨宮 零
……
僕はとりあえず出ようと引き戸に手をかけた。

ガチャッ
雨宮 零
雨宮 零
ぁ…?開かない…
閉じ込められてると瞬時に判断した。
なんで僕を閉じ込めてるんだ?
あの場で殺せばよかったじゃないか…
その時 この子 が言っていたことを思い出した。
『キミ無口だから化けやすいんだよね〜』
『天童 傑 でも気づかなかったよ』
その言葉を思い出した時血の気が引いていくのが自分でも分かった。
僕の考えが正しいなら、まずい
この子アイツはきっと今 僕に化けてる。
そして僕が死んだという放送は流れない。

僕がここから出るか死ぬかしなければみんなは騙されてそのまま殺されてしまう。

やばい やばい やばい
何とかしなきゃ
みんなに迷惑をかけるな。
雨宮 零
雨宮 零
ここは何倉庫だ…?
僕はとりあえず辺りを見渡して使えそうなものがないか探してみることにした。
雨宮 零
雨宮 零
……使えそうなものは…
あぁ…ここは多分第2倉庫だろうな。
第1倉庫なら刃物(彫刻刀・カッター)とかが置いてるはずだ。

行動を先読みされたか…
※ 柊 視点
雨宮 零
雨宮 零
とりあえず 割り振られた分は探し終わりましたね
一条 柊
一条 柊
…そうだな
雨宮 零
雨宮 零
じゃあ武道場行きます?
一条 柊
一条 柊
……
おかしい…
何かは分からないが雨宮に違和感を感じる…

まさか既に偽物と入れ替わっている?
教室に忘れ物を取りに行った時…あの時しか雨宮と離れてない。
そんな短時間で入れ替われるものなのか。
だとしたら本物はどこにいるのか。
一条 柊
一条 柊
…雨宮
さっきのナイフ俺が持っててもいいか?
雨宮 零
雨宮 零
え、一条さんがですか?
一条 柊
一条 柊
あぁ、万が一の時はお前を庇えるように。
雨宮 零
雨宮 零
…分かりました
雨宮(?)はあっさりとナイフを渡してきた。
抵抗されると思ったが…ナイフがなくても殺せると判断されたか…?
それとも本物だったか。
雨宮 零
雨宮 零
一条さん 武道場行きましょうよ!
雨宮が痺れを切らしたように武道場へ向かって歩き始めた。
一条 柊
一条 柊
え、あぁ…
いややっぱりおかしい。
これは雨宮じゃない、この子だ
一条 柊
一条 柊
雨宮
俺は雨宮この子の肩を掴んで無理やり振り向かせた。
もう片方の手で折りたたみナイフを開く。
雨宮 零
雨宮 零
え、一条さん?
一条 柊
一条 柊
…ごめん
俺は雨宮この子の体にナイフを突き立てた。
雨宮 零
雨宮 零
ッ…あ…?
そのまま雨宮この子を押し倒し馬乗りになる。
雨宮の顔が痛みに歪む。
俺はナイフを抜きもう一度雨宮この子に刺す
雨宮 零
雨宮 零
いちじょうさ…やめ…て

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